右脚負傷で離脱のロッシ、10月の日本GP出場に向けリハビリをスタート

ヤマハのバレンティーノ・ロッシは、できるだけ早くMotoGPに復帰するべく、骨折した右脚に軽めの理学療法を施し始めたようだ。

 ヤマハのMotoGPライダー、バレンティーノ・ロッシは先週木曜日にモトクロストレーニング中にクラッシュし、右脚の脛骨と腓骨を骨折。手術の結果、30~40日の休息が必要となったため、今週末にミサノで行われるサンマリノGPを欠場することになったが、早くも復帰に向けて動き出しているようだ。

 ロッシは、9月24日に決勝が行われるアラゴンGPも欠場が濃厚な状態。また、その次の日本GP(10月15日決勝)も、復帰が可能なほど彼が回復するかは不透明だ。

 ロッシの故郷の近くで行われるサンマリノGPを前に、彼はすでに怪我の回復について、良い感触を持っているという。

「ミサノでのレースをすごく楽しみにしていた。ミサノのファンの前でレースをするのは、本当に特別なんだ。だけど、僕はこの怪我を慎重に扱わなければならない」

「幸い、僕は元気だ。あまり悪い感じはしないし、すでに軽い理学療法を始めている」

「復帰までの時間は短いとは言えないけど、できる限り早くトラックに戻るために、できることはなんでもやる。リハビリの過程で、チームが僕をサポートしてくれることはわかっている」

「この何日かで、僕に愛情を示してくれたみんなに感謝しなきゃ。すぐに会おう!」

 ロッシが欠場となったことで、ヤマハ・ファクトリーチームは今週末、チーム全体でマーベリック・ビニャーレス1人を集中的にサポートすることになる。ロッシは欠場でタイトル獲得が絶望的になったため、彼らにとってビニャーレスは唯一の希望だ。

 ビニャーレスは、開幕2連勝を挙げたシーズン序盤の調子を取り戻したと考えている。

「不幸にも、僕たちはチームメイトのバレンティーノ抜きでミサノのレースに臨むことになった。本当に残念だよ」とビニャーレスは語った。

「彼にとって、今回が非常に特別なレースだったということはわかっている。彼にとってのホームレースだ。彼がここにいなければ、同じ雰囲気にはならない」

「彼が素早く回復し、可能な限り早くガレージに戻ってくることを望む。僕たちは前戦のシルバーストンで表彰台を獲得し、非常にやる気に満ちていたんだ。僕たちは再び、正しい方向に向かい始めている」

「僕は、シーズン序盤と同じような感触をバイクに感じ始めている。それにより、僕はかなり落ち着けているし、それぞれのレースでポイントを獲得し続けることに集中できるようになる」

 ヤマハのチームディレクターであるマッシモ・メレガリは、次のように述べている。

「マーベリックは自信を持っているし、我々はこのミサノを本当に楽しみにしていた」

「しかしながら、ヴァレ(ロッシの愛称)のアクシデントで、今回のイベントに暗い影を落としてしまった」

「我々チームは、バレンティーノを欠くことになるだろう。我々は彼の幸運を祈っているし、彼ができるだけ早く復帰するのを待ち望んでいる」

 サンマリノGPの主催者とロッシの公式ファンクラブは、ロッシの欠場に代わる形でMotoGPのレジェンド・ライダーをイベントに呼ぶなど、サーキットを訪れるファンを楽しませる方法を模索している。一方で、ヤマハはロッシ側のガレージに、彼のバイクを展示する予定だ。

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー バレンティーノ ロッシ
チーム Yamaha Factory Racing
記事タイプ 速報ニュース