指の腱を切断したクラッチロー、バイクの操縦に不安募らせる
執筆: Jamie Klein
今週末のサンマリノGP前に指を怪我したクラッチローは、万全な状態でレースに参加できるかどうかはわからないと語っている。








今週末のサンマリノGP前に指を怪我したLCRホンダのカル・クラッチローは、万全な状態でレースに参加できるかどうかはわからないと語っている。
クラッチローは、今週初めにパルメザンチーズをカットしていた時、左手の人差し指を誤ってスライスしてしたことで腱を切断した。彼は再び腱を結合させるために手術を受ける必要があった。
オーダーメイドのサポーターを装着したクラッチローは、水曜日LCRスポンサーであるカストロール主催のプロモーションイベントに参加し、バルセロナでバイクを操縦した。
しかし木曜日ミサノの会見では、MotoGPバイクをまともに走らせることができるかどうかはわからないと彼は明かした。
「正直なところ、バイクを操縦できるかどうかはわからない。最悪な痛みなんだ。試しに乗ってみて、できる限りのことをするつもりだ」
「水曜日のイベントでバルセロナを5周することができた。日常生活もできる。しかし、MotoGPバイクに乗ることは困難だろう」
「かなり厳しいことだ。あるシチュエーションで思うようにバイクを動かせない可能性がある」
「腱を結合させている途中だから指を曲げることができない。少なくとも1ヵ月はそのままにしておかなければならないんだ。腱が再び分離してしまうからね」
クラッチローは、バイクのハンドルバーを握る際に彼の指の怪我が影響すると考えており、操縦しづらくなることを懸念している。
「2ストバイクを操縦するように、指でクラッチを切る必要がある」
「できないことはないが、なんの不自由もなくできるかといったらそうではない」
「普段はバイクを順手で握るが、人差し指を動かすことができないため残りの3本の指でハンドルバーを握らなければいけなくなる」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | サンマリノGP |
ロケーション | ミサノ・ワールド・サーキット・マルコ・シモンチェリ |
ドライバー | カル クラッチロー |
チーム | Team LCR |
執筆者 | Jamie Klein |
指の腱を切断したクラッチロー、バイクの操縦に不安募らせる
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