日本GP:FP1はマルケスが大差で首位。野佐根は順調に走行重ね15番手
第15戦日本GPのフリー走行1回目は、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がトップタイムをマークした。

MotoGP第15戦日本GPのフリー走行1回目は、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が2番手以下に0.8秒以上の差をつけてトップとなった。
ウエットコンディションの中、セッション前半はマルケスやアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)といったタイトルコンテンダーたちがトップ3を占めた。
各車が走行を重ねる中、セッション残り5分の段階で、カル・クラッチロー(LCRホンダ)がターン9のブレーキングでバランスを崩し転倒。バイクは彼の前にいたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)を直撃してしまった。幸い両者に大きなケガはなかったようで、激しく言い争いをしながら歩いてコース外に退避した。
最終的にセッションのトップとなったのはマルケスで、2番手タイムを記録したアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)と0.875秒差をつけた。スコット・レディング(プラマック)が3番手となった。
ロレンソとドヴィツィオーゾのドゥカティコンビが4番手、5番手。一方のヤマハ勢はビニャーレスが9番手、バレンティーノ・ロッシは19番手に沈んだ。ダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)も20番手と後方で最初の走行を終えている。
ジョナス・フォルガーの欠場でいきなりのMotoGPデビューとなった野左根航汰(テック3)は、一時5番手となるなど積極的に周回を重ねた。最終的に、チームメイトのヨハン・ザルコと約1秒差の15番手。計17周を走行した。
ワイルドカードで日本GPに参戦、開発作業を担当している中須賀克行(ヤマルーブ・ヤマハ・ファクトリー・レーシング)は23番手、右脚をトレーニング中に骨折したジャック・ミラーの代役でマルクVDSから参戦している青山博一は24番手となった。
→【リザルト】MotoGP第15戦日本GP:フリー走行1回目
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