残り5戦。マルケス/ドヴィツィオーゾのタイトル争いの行方は読めず?

ドヴィツィオーゾは、今季残り5戦にトラックの得意不得意は関係なくタイトル獲得の可能性があると信じている。

 ホンダのマルク・マルケスとドゥカティのアンドレア・ドヴツィオーゾは、同ポイントでランキングトップに位置している。ドヴィツィオーゾはこれまでの傾向からしてドゥカティのバイクには十分な競争力がなかったため、今季のタイトルを獲得するためにチームは改善を行う必要があると繰り返し述べていた。

 しかしデスモセディチGP17は、ドゥカティが苦戦すると予想していたシルバーストンとミサノで好成績を収めた。この結果を受けドヴィツィオーゾは、今後のレースでもホンダと対等に渡り合っていけると確信したという。

 ミサノでのレース後、残り5レースはどのチームにとって有利になるか訊くと、ドヴィツィオーゾは次のように語った。

「僕が得意としてしているトラックや、彼(マルケス)が好むトラックがあるのは確かだ。でも重要なのは、その週末にタイヤとバイクがどのように機能するのかが重要だ。だから今は何もわからない」

「可能性は開けていると思う。ただマルクとホンダはこういう状況で本当に強いということだけは確かだ」

「でも僕たちも、これまで競争力がなかったトラックや特定のシチュエーションで、今季は速さを発揮することができている」

 次戦アラゴンGPは例年の傾向を見るとホンダのライダーが優勢だが、それでもドヴィツィオーゾはマルケスとのポイント差を最小限に抑えるような戦い方をしないという。

 マルケスはアラゴンで4度ポールポジションを獲得し、昨年のレースでは優勝を果たした。その一方、8台のドゥカティバイクはトップ10入りすることすらできなかった。

 それでも「アラゴンでは勝利のために戦う」とドヴィツィオーゾは主張している。

「僕たちはそのようなアプローチでいかなきゃならない。そうじゃなければ、どうやってマルクのようなライダーを倒せるというんだ」

「残りの数戦はそういう気持ちで仕事をしなくては。アラゴンはマルクが得意としているトラックのひとつだ。それでもやってみないとね」

「トラックの得意不得意は関係ないんだ。理論的に言えばミサノだって僕たちには競争力がないはずだった。だからそういう感覚で物事を予測するのは難しい」

 マルケスも最近のレースが期待通りの結果にならないことを考えれば、ホンダとドゥカティの今後の展開は読めないと述べた。

「正直なところ、オーストラリアではドヴィ(ドヴィツィオーゾの愛称)から10秒遅れてフィニッシュすることになると予想している」

「シルバーストンでドヴィたちは僕らに大差をつけていたし、彼は勝利した。オーストラリアもそうなる可能性が高い。トラックのリズムとペースがシルバーストンに似ているからね」

「予想するのは難しいけど、僕が今理解しているのは、ドヴィとドゥカティはあらゆるサーキットで強力だということだ」

 さらに彼は現在ランキング3位のマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)もタイトル争いのライバルであることを認めている。

「ビニャーレスのことも忘れてはいけない。彼は僕たちに対し、たった16ポイント差だから」

「彼はウエットコンディションでも良いペースを発揮していた。本来だったら彼はもっと苦戦しているけど、ミサノで4位になっていた」

Additional reporting by Matteo Nugnes

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ , マルク マルケス
チーム Ducati Team , Repsol Honda Team
記事タイプ 速報ニュース