母国レースで復帰のミラー「脚の怪我はタイムに影響していない」
母国レースで怪我からの復帰を果たしたミラーは、右脚の怪我はラップタイムには影響していないと語った。









母国レースであるオーストラリアGPで怪我からの復帰を果たしたマルクVDSのジャック・ミラーは、右脚の怪我がラップタイムに影響することもなく、金曜日のタイムには満足していると話した。
3週間前、トライアルバイクを使用したトレーニング中に右脚を骨折したミラーは外科手術を受け、先週末の日本GPを欠場した。
しかしミラーは、木曜日にはフィジカルテストをパスし、彼の母国レースであるオーストラリアGPに金曜日から出走を果たした。
迅速なレース復帰ではあったものの、ミラーはフリー走行1回目で1分29秒724という3番手タイムをマークし、FP2では1分29秒466と6番手に入り、トップ10入りを果たした。
ミラーは、右脚の状態についてはいくらか痛みが残るものの、ラップタイムには影響していないと自信を持っている。
「ラップタイムに影響があるとは全く考えていない。ターン4でもそのように思ったし、ターン6から7、8でもそう思った」
「シートからお尻が浮いて、横に滑っていたんだ。体を捻って動くのは簡単なことじゃなかった」
「僕の背中の左側の筋肉は暫くの間使われてなかったので、今日は筋肉が固まっていて、少し痛みもあった。明日までには良くなっていると思う」
「正直なところ、バイクに乗っている時は痛みを感じなくて、バイクから降りる時に脚をまっすぐに伸ばした時の方が痛かった。あれは厳しいね。でもどんなドラマも起こらないと思うし、明日どうなるのか見てみよう」
またミラーは、土曜日に雨が降らなければ、予選Q2でも戦うことができると考えている。
「ラップタイムにはとても満足している。今朝(フリー走行1回目)は一貫して(1分)29秒台で走ることができたし、午後もそうだった」
「ポジションもそうだ。良い位置につけることができた。今朝バイクに乗った時から、気持ちよくバイクに乗れている。バイクはよく機能しているし、チームも本当に懸命に仕事をしてくれている。僕も今日はきちんと仕事ができたし、明日がどうなるのか見てみよう」
「僕が言いたいのは、(1分)29秒4というのは情けないタイムではないということだ。でも各セクターをまとめられたわけではないし、もっとペースを上げることができると思う。今日の結果に満足していないし、明日が楽しみだ」
「もっとプッシュできると思う。一度物事をまとめられれば、もっとよくなるはずだ。でも今日のパフォーマンスには満足だ」
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この記事について
シリーズ | MotoGP |
イベント | オーストラリアGP |
ロケーション | フィリップアイランド・グランプリ・サーキット |
ドライバー | ジャック ミラー |
チーム | Marc VDS Racing |
執筆者 | Andrew van Leeuwen |