マルケス「バイクの感触が悪くとも母国戦だと意識し、戦い続けた」

MotoGPアラゴンGPで優勝したホンダのマルク・マルケスは、バイクに対しもっと快適性を感じられることを期待していたと語った。

 2013年よりMotoGP最高峰クラスキャリアをスタートしたホンダのマルク・マルケスは、アラゴンGPの予選で驚異的な強さを誇っており、昨年まで4連続ポールポジション獲得を達成していた。しかし今季のアラゴンGP予選では5番手に終わり、最高峰クラスのキャリアの中で初めてポールポジションを獲得することができなかった。

 それでもマルケスは決勝レースで、彼よりも前からスタートしたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)やバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)ら交わし、チャンピオン争いのライバルであるアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)を抑えて、今季5勝目を挙げた。

 しかし想定以上にバイクに苦戦したと語るマルケスは、レース中に何度かミスをして多くのリスクを取ったことを明らかにしている。

「今週末は初めからフィーリングが悪かったから、レースでは改善されると期待していた」

「ウォームアップでは良かったんだけど、またレースで悪くなってかなり苦労させられた」

「最初のラップから違和感を感じていて、僕はレース中ずっと自分のバイクと戦うことになった。何度もクラッシュしかけたんだ。クラッシュしかけながら、何が起きているのか理解しようとしていた」

「ある時点から”大丈夫だ、プッシュできる”と思えて、そこからようやくプッシュすることができた。でもバレンティーノ(ロッシ)をかわそうとした時にミスして、またクラッシュしかけた。ワイドに走ったことで距離を離されてしまったんだ」

「その後、もう一度トライしてみた。こういうことをしている間にタイヤやいろいろなものに負荷がかかるんだ」

「身体的にもかなり負荷がかかったよ。左コーナーではいい感触を得られるのに、右コーナーにいるときはフロントに気を使わなくてはならなくて、何度もクラッシュしかけた」

母国戦でのモチベーション

 マルケスはマシンのフィーリングが悪かったのにも関わらず、5番グリッドから表彰台目掛けてプッシュできたのは、これが母国戦であったからだと主張した。

「お気に入りのホームサーキットでレースをしていたということが、僕にこのレースを続けさせるモチベーションを与えてくれた」

「ロレンソを捉えた時、僕はダニ(ペドロサ)がもっと速いペースで来ていたのをみたから、”大丈夫だ。今はプッシュしながら、自分のペースを維持する時だ”と思っていたよ」

「初め、僕の中には”バイクのフィーリングは良くないけど、このレースを完走する必要がある”という思いがあった」

「でも、僕の中に別の思いが湧いたんだ。”ホームでレースしているんだから、とにかくトライし、プッシュしなくては”というね。僕たちはそれを実行したんだ」

「アラゴンでこのようにレースしたことは大いに役立った。僕は勝つことを第一優先でこのレースをスタートさせたんだ。完走を1番の目標にすることはなかった」

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この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 アラゴンGP
サブイベント Sunday post-race
サーキット モーターランド・アラゴン
ドライバー マルク マルケス
チーム Repsol Honda Team
記事タイプ 速報ニュース