MotoGP 2018

環境の変化、ドゥカティへの興味……ミラーがホンダ離脱の理由明かす

来季プラマック・ドゥカティに移籍するジャック・ミラーは、チームに必要とされていると感じたことが決断の決め手だったと語った。

 HRC(ホンダ・レーシング)と3年契約を結びMoto3クラスから直接MotoGPに”飛び級”、マルクVDSチームからMotoGPデビューを果たしたジャック・ミラーだが、来季からホンダ陣営を離れることになった。

 ミラーは、スコット・レディングに代わってプラマック・ドゥカティに加入。ダニーロ・ペトルッチとチームメイトになる。

 一方で、HRCはミラーとの契約を更新しないことを決めたものの、マルクVDSとしてはミラーにオファーを出していたという。ファクトリー契約ではなくなるが、チームと4年目のシーズンを過ごすこともできたミラー。彼はmotorsport.comに、環境を変えるべき時が来たと感じたと語った。

「僕は同じ場所で3年を過ごした。そして、何か違うことを求めていたんだ」

「(ホンダに対しては)全く悪い感情は抱いていない。僕はホンダで鈴鹿8時間耐久にも参戦したし、彼らとの仕事を続ける機会もあった。だけど少し変化が必要だったんだ」

「僕はプラマックに(加入を)望まれていると感じた。彼らは自分たちのバイクに僕を乗せたがっていた。それも判断材料のひとつだった。僕を求めてくれているところに行くことにしたんだ」

「このスポーツはとても厄介だ。誰もがトップのライダーを欲しがる。その中のひとりではないにもかかわらず、自分を欲しがってくれるところがあるなら、それは間違いなく素晴らしいことだ」

 ミラーは、ペトルッチやファクトリーチームのアンドレア・ドヴィツィオーゾ、ホルヘ・ロレンソの3人が、ドゥカティの今季型バイクGP17に乗って力強いパフォーマンスを発揮していることも移籍を決めたもうひとつの要因だと述べた。

「それも、僕にとってのセールスポイントのひとつだった。3人のライダーがそのバイクでとても良い走りをしている」

「それが、僕の気持ちをドゥカティに傾けてしまった」

 今年のプラマックでは、1年落ちのバイクを使っているレディングが、最新仕様のバイクを使っているペトルッチに全く歯が立たなかった。しかし、ミラーはそれを見てプラマックへの移籍をためらうことはなかったと明かした。来季も最新仕様のバイクを使用するペトルッチに対し、ミラーは2017年型の型落ちバイクを使用することになるとみられている。

「それは、状況に対するアプローチ次第だ」

「バイクが機能しないと考えるような、ネガティブな思考で臨むようなら、始める前からその勝負に負けているようなものだ」

「僕がMoto3で戦っていた時、ホンダのバイクにはとにかくパワーがなかった。それでも僕は(2013年シーズンの)ほぼ毎レースで表彰台を争っていたし、ホンダ勢のトップでチャンピオンシップを終えた。僕はいつもKTM勢以外のトップでレースをフィニッシュしていたんだ」

「バイクが遅いことが分かっていても、それを乗り越えなければいけない。それは現状をどう考えるかに懸かっている。トラブルと捉えるか、それをチャンスにするかは自分次第なんだ」

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この記事について
シリーズ MotoGP
ドライバー ジャック ミラー
チーム Pramac Racing
記事タイプ 速報ニュース
Topic MotoGP 2018