MotoGP ソリダリティGP

バニャイヤ、FP1終了直後の奇妙な転倒を説明。「抜かれた後に怖くなって、フロントを失ってしまった」

MotoGP最終戦ソリダリティGP初日を首位で終えたドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤだが、FP1の終了後には奇妙な転倒を喫した。

Rachit Thukral

Rachit Thukral

公開日時: 2024/11/16 2:58

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Francesco Bagnaia, Ducati Team Crash

Francesco Bagnaia, Ducati Team Crash

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGP最終戦ソリダリティGP初日を首位で終えたが、FP1ではセッション終了後に奇妙な形で転倒した。

 逆転タイトル獲得を目指すバニャイヤは、金曜午後のプラクティスを首位で終えるなど結果からみれば順調な滑り出しを見せたが、FP1ではまさかの転倒を喫した。

 バレンシアGPが豪雨災害で中止となり、バルセロナでの代替開催となった今回のソリダリティGP。コンディションが5月のカタルニアGPとは大きく異なることもあってか、FP1のセッション後には再びライダーたちがコースインし、スタート練習をする時間が設けられた。

 しかしバニャイヤはリヤタイヤが大きくホイールスピンし、うまく加速できず。すぐに車速を落としてターン1に向かった。しかし背後から、アプリリアのマーベリック・ビニャーレスが高速で接近した。

 アウト側からほぼレーシングスピードで走るビニャーレスにオーバーテイクされたバニャイヤは、フロントタイヤをロックさせて転倒してしまった。幸い、ランオフエリアに投げ出されたバニャイヤはアスファルトを滑り、無傷で済んだ。立ち上がったバニャイヤはオーバーな身振り手振りでビニャーレスに怒りを示していた。

 

 バニャイヤは自分の視点から何が起こったかを説明し、マシンを必要以上にスローダウンさせたことを認めた。

「リヤタイヤがスピンしてスタートをミスしてしまったし、エンジンも限界にきていたから、(何が起こるか)わからなくてプッシュしたくなかったんだ」

「あれほどスピードを落としたのは僕のミスだ。でも正直なところ、あれだけ速くいくならインサイドにいくべきだ。イン側にはたくさんのスペースがあったんだ」

「彼のバイクの音が聞こえ始めたので、インサイドから行くのだろうと思った。でも彼が普通のスピードでアウトから縁石に乗り、バイクが動いているのを見た途端に怖くなって、ああいう形でフロントを失ってしまった」

「このタイヤを履いたバイクは急な方向転換を嫌うんだ。スムーズな方向転換が必要なんだ。僕はそれができなかった」

 現在のMotoGPバイクはスタート時、うまく加速するためにサスペンションを固定し車高を低く保つホールショットデバイスを使用しており、その解除のためにもターン1では強くブレーキをかける必要があることも、速度差が生まれた一因となったようだ。

 ビニャーレスは、ターン1への進入でバニャイヤをパスしたときに十分なスペースを与えたと感じ、バニャイヤがビニャーレスの速さにびっくりしてハードブレーキングをしすぎたようだと語った。

「誰かのミスじゃない。スタート練習はスタートを練習するためのもので、1コーナーでは(ホールショットデバイスを)解除するために、ブレーキを遅らせるものだ」

「ペッコ(バニャイヤ)はコースの真ん中にいて、とても遅かった。彼を避けようとしてアウト側に出たけど、2台分のスペースはあった。すごく至近距離でパスしたわけでもなかったんだ」

「クラッシュを見たとき、もしかしたら僕が彼を”クラッシュ”させたのかもしれないと思った。でも、リプレイを見たら、十分なスペースがあった。彼は怖くなったんだと思う」

「彼はブレーキを掴んでフロントタイヤをロックさせたが、クレイジーだった」

 レーシングラインを離れてイン側に移動してオーバーテイクすべきだったというバニャイヤの指摘に対しては、「どうやって(イン側に)行けばいいんだ?」と彼は答えた。

 バニャイヤはタイトル争いのライバルであるホルヘ・マルティン(プラマック)に24ポイント差をつけられている。プラクティスでは最速タイムをマークしたバニャイヤだが、もしスプリントのスタートで出遅れれば、決勝レースを待たずして逆転チャンピオン獲得の権利を失うこともありうる。

 今季何度か同じようなシチュエーションでスタートをミスしているバニャイヤ。転倒のことよりも、いかにスタートをうまく決められるかに注意を向けているだろう。

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 経営悪化のKTM、従業員の解雇や減産もMotoGPプログラムへ影響ナシ? サテライトのテック3代表自信

次の記事 MotoGP、新ロゴは最終戦後にお披露目。リバティ・メディアによる買収で、F1に近いスタイルに?

More from

Rachit Thukral



次世代MotoGPマシン、乗りやすくて好印象? ビニャーレスの「良いエンジンを積んだMoto2マシン」は褒め言葉

MotoGP

MotoGP

インドネシアGP

2 日前

次世代MotoGPマシン、乗りやすくて好印象? ビニャーレスの「良いエンジンを積んだMoto2マシン」は褒め言葉



マルティン、残り5戦は安定して上位間違いない? 「高い競争力を発揮できる」と自信見せる

MotoGP

MotoGP

インドネシアGP

4 日前

マルティン、残り5戦は安定して上位間違いない? 「高い競争力を発揮できる」と自信見せる



アプリリア、タイトル争いでメーカーオーダー導入を検討「今は自由にやらせているが、いつまで続くかはわからない」

MotoGP

MotoGP

インドネシアGP

6 日前

アプリリア、タイトル争いでメーカーオーダー導入を検討「今は自由にやらせているが、いつまで続くかはわからない」

最新ニュース



MotoGP、カタールGP開催の意向をチーム側に改めて伝達。中東情勢への懸念続くなか

MotoGP

MGP MotoGP

カタールGP

11 時間前

MotoGP、カタールGP開催の意向をチーム側に改めて伝達。中東情勢への懸念続くなか



ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」

F1

F1 F1

アメリカGP

11 時間前

ホンダ、記念すべき500戦目に挑む。折原エンジニア「現在のパッケージのポテンシャルを最大限に発揮できるよう全力で挑みます」



マクラーレン、3連戦でアップデート投入。2027年型マシンの基礎に「基本コンセプトのいくつかを検証したい」

F1

F1 F1 12 時間前

マクラーレン、3連戦でアップデート投入。2027年型マシンの基礎に「基本コンセプトのいくつかを検証したい」



ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」

F1

F1 F1

アメリカGP

13 時間前

ホンダ、今週末のアメリカGPでF1参戦通算500戦目! 記念ロゴをアストンマーティンAMR26に掲出。HRC渡辺社長「夢と感動をお届けできるよう挑戦を続ける」

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録