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アプリリアはショートトラックで強し。初ポールからのMotoGP初優勝に向け「自信アリ」とCEO

アプリリアのマッシモ・リボラCEOは、アレイシ・エスパルガロがチームに初ポールポジションをもたらしたことに喜ぶ一方で、決勝レースに向けても自信を覗かせている。

Aleix Espargaro, Aprilia Racing Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 アウトドローモ・テルマス・デ・リオ・オンドを舞台に行なわれるMotoGP第3戦アルゼンチンGP。機材輸送トラブルにより、土日の2日間開催となった。その初日となる土曜日に行なわれた予選では、アプリリアのアレイシ・エスパルガロがポールポジションを獲得した。

 2015年からMotoGPの最高峰クラスに参戦してきたアプリリアのCEOを務めるマッシモ・リボラは、チームのクラス初ポールという快挙に喜ぶ一方で、決勝レースでも「自信がある」と初優勝に向け期待を見せている。

「もちろん、超ハッピーだ」

 予選後にアプリリアの初ポール獲得についてリボラはそう語った。

「我々としては歴史的な1日となったが、明日の決勝の方が重要だ。ポイントをしっかり獲らなくてはいけないし、ベストを尽くすべく100%集中している必要がある」

「我々にとっての初ポールではあるけど、初勝利も欲しいのだ。我々には自信があるし、アレイシのペースはとても良い」

「決勝レースのスタートを決めて、後はどうなるか見ていよう」

【動画】アレイシ・エスパルガロ&アプリリア、渾身のポールポジションラップ:オンボード映像

Aleix Espargaro, Aprilia Racing

Aleix Espargaro, Aprilia Racing

Photo by: MotoGP

 アプリリアは、予選Q2への直接進出を決めるFP2でもエスパルガロがトップタイム。チームメイトのマーベリック・ビニャーレスが2番手と、チームとして今週末は高い競争力を発揮している。

 リゾラはアプリリアの好調について、テルマス・デ・リオ・オンドの短いコースレイアウトが今季の『RS-GP』に適しているという。

「ショートトラックのコースレイアウトが、我々のバイクの特性に合っていたと言える」

「シルバーストンやフィリップアイランドなどでも、我々は力強い競争力を発揮できるだろう」

 また昨年からアプリリアに合流し、今季はフル参戦となるビニャーレスは予選5番手を獲得。ビニャーレスは徐々にマシンに馴染んでいるとして、今後のさらなる飛躍にリゾラは期待を覗かせている。

「前にも言った通り、マーベリックに関しても私は嬉しく思っている」

「彼はインドネシアではやれると踏んでいたのだろうけど、いい条件が揃わず不運だった。自信を失ったはずだ」

「彼がインドネシアでの状況からここまで持ってきたことは、とても嬉しいことだ。彼はこれからもっと強くなっていくと思う」

「もしかしたら、(将来的に)ふたりの闘争心をコントロールするのに苦慮するくらいになるかもしれないけど、それすらも楽しみだよ!」

 
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