カタルニア決勝:ロレンソが2季ぶりの連勝! 中上無念の接触リタイア

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カタルニア決勝:ロレンソが2季ぶりの連勝! 中上無念の接触リタイア
2018/06/17 13:35

カタルニアGPの決勝が行われ、ホルヘ・ロレンソがポール・トゥ・ウィンで今シーズン2勝目を飾った。

 MotoGP第7戦カタルニアGPの決勝が行われ、ホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)がポール・トゥ・ウィンを飾り、前戦に続く連勝で今シーズン2勝目を記録。これでランキングでは7位に浮上した。

 レース前に行われたウォームアップ走行では、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が速度を落としてレーシングライン上を走行した際にホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)を妨害したとして、3グリッド降格ペナルティを科され、19番グリッドからのスタートとなった。

 気温27度、気温46度で行われた決勝レース。2番手スタートのマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がホールショットを奪い、5番手スタートのアンドレア・イアンノーネ(スズキ)が2番手に浮上。ロレンソは3番手でターン1に向かった。

 イアンノーネがマルケスに仕掛けるも、マルケスがポジションを守る。少しワイドになってしまったイアンノーネはロレンソにもかわされ3番手にポジションを落とし、その後はアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)にも先行を許した。6番手には、11番手スタートのダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)がつけた。中上貴晶(LCRホンダ)は16番手でオープニングラップを終えた。

 ロレンソは2周目に首位を奪い返したが、背後にはぴったりとマルケスがつけている。4番手のロッシまでがひとつの集団となっており、そこから少し離れて5番手のペドロサ、ダニーロ・ペトルッチ(プラマック)、さらに7番手のイアンノーネを先頭とする集団が出来上がっていった。

 このレースでは序盤から転倒が相次いでおり、7周目までにKTMのミカ・カリオやスズキのシルバン・ギュントーリ(ともにワイルドカード参戦)、トーマス・ルティ(マルクVDS)、アレイシ・エスパルガロらが続々とリタイアとなった。

 前後にハードタイヤを履いているマルケスは、ファステストラップをマークしながらロレンソを追いかけていたが、レースの折り返しを迎える頃にはソフトタイヤを履くロレンソとの差が少し開き始めた。

 ウォームアップでもトップタイムを残していたドヴィツィオーゾは、トップ2台を着実に追い上げてていたが、9周目のターン5で転倒。好調だっただけに悔やまれるリタイアとなってしまった。

 これにより、ドヴィツィオーゾの後ろを走っていたロッシが3番手に、そこから2秒以上離れたところでペドロサが4番手までポジションを上げた。

 そのペドロサの背後にはカル・クラッチロー(LCRホンダ)が迫り、前を狙うかというシーンも見られた。クラッチローはペドロサに仕掛けた際に走行ラインよりもワイドになってしまい、ペトルッチにパスされたが、すぐにポジションを戻していた。

 レース後半を迎た15周目、なんと中上が転倒してしまう。前を走るブラッドリー・スミス(KTM)と接触。自己ベストタイのグリッドからスタートしていただけに、悔しいリタイアとなってしまった。

 残り周回数も10周を切り、ペドロサとクラッチローの激しい3番手争いが続く。クラッチローは何度もペドロサに仕掛けていくが、ペドロサはバイクを滑らせながらもポジションを守っていた。しかし最終的には18周目にクラッチローがターン4で3番手に浮上した。

 19周目、ティト・ラバト(アビンティア)がスタート/フィニッシュラインからターン1にかけてエンジンブローを起こしてしまい、バイクが炎上してしまった。すぐにオイルが撒かれていることを表すフラッグが振られたものの、レースはそのまま続行された。

 ロレンソは首位に立ってからコンスタントに1分40秒台のタイムで周回を重ね、徐々にマルケスとの差を開き、その後は一度もポジションを譲ることなくポール・トゥ・ウィンで今シーズン2勝目を飾った。ドゥカティでの初のポール・トゥ・ウィンで、前戦イタリアGPに続く連勝を飾った。

 マルケスは序盤こそファステストラップを記録する猛追を見せたが、ロレンソを捉えることはできず2位でレースを終えた。その後ろ、単独で3番手を走行していたロッシが3戦連続で3位に入賞した。

 10番手スタートのクラッチローが4位に、ペドロサは5位という結果に。スタートでポジションを落としたマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)は6位だった。

 7番手以下ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)、ペトルッチ、アルバロ・バウティスタ(アンヘル・ニエト)、イアンノーネという顔ぶれのトップ10に。以下ポル・エスパルガロ(KTM)、スコット・レディング(アプリリア)、カレル・アブラハム(アンヘル・ニエト)、モルビデリまでの14台が入賞。今回のレースは転倒によるリタイアも多く、合計11台がリタイアというサバイバルレースとなった。

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この記事について

シリーズ MotoGP
イベント カタルニアGP
ロケーション サーキット・デ・カタルニア
ドライバー ホルヘ ロレンソ 発売中 , 中上 貴晶