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MotoGPシート喪失のチャントラ、2026年からホンダでWSBK転向へ。同境遇オリベイラもBMWから参戦決定

MotoGPでのシートを今季限りで失うことが決まっていたソムキアット・チャントラとミゲル・オリベイラのふたりは来季、それぞれホンダ、BMWからWSBKに参戦することが決まった。

Yuzuru Ishikawa, HRC Executive Director, Somkiat Chantra, Taichi Honda, HRC General Manager

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写真:: Honda Racing

 9月30日、MotoGPライダーのソムキアット・チャントラとミゲル・オリベイラが、来季からスーパーバイク世界選手権(WSBK)にそれぞれホンダ、BMWから参戦すると発表された。

 チャントラは今シーズン、中上貴晶の後任としてホンダ陣営のLCRからMotoGPクラスにデビュー。タイ人としては初のMotoGPライダーとなった。

 しかしパフォーマンス面でチャントラは苦しむ場面が続き、2025年シーズン限りでシートを失うことになるという見方が強まっていった。

 後半戦の段階では既にMotoGPシート喪失が確実視されるようになっていたチャントラ。9月30日に、ホンダはチャントラがWSBKのファクトリーチームに移籍し2026年シーズンを戦うことになったと明かした。なおチームメイトには現在Moto2クラスを戦っているジェイク・ディクソンが起用されることも、合わせて発表された。

 チャントラのMotoGPでの挑戦はこれでひとまず終わりを迎えたが、新天地でチャントラが実力を発揮できるかどうかが、シリーズの新たな注目点になるだろう。

 MotoGPのLCRでチャントラの後任となるライダーについてまだ未発表のものの、Moto2からディオゴ・モレイラが昇格すると見られている。

 そしてヤマハ陣営のプラマックでMotoGPを戦っているミゲル・オリベイラも同じくWSBKへの転向が発表された。

 オリベイラは今季からプラマックに加入したものの、序盤から怪我によって苦しい展開が続いた。そしてヤマハは2026年シーズンに向けて早々にWSBK王者のトプラク・ラズガットリオグルの起用を決定。プラマックのシートは残りひとつになってしまい、ジャック・ミラーと残留を争った。

 そしてヤマハはミラーと契約を延長したことで、オリベイラがMotoGPのシートを喪失することに……テストライダーやWSBK転向が選択肢とされてきたが、最終的にオリベイラは自らがシートを失う遠因となったラズガットリオグルの後任として、WSBKのBMWファクトリーチームに加入することとなった。

 なおBMWでオリベイラのチームメイトになるのは、ダニーロ・ペトルッチ。つまりかつて共にMotoGPで戦っていたライダーふたりがチームメイトになるということだ。

「BMWファミリーの一員として、スーパーバイク世界選手権に参戦するのは、僕のキャリアにおけるエキサイティングな一歩となる」

 オリベイラは発表に際しそうコメントを寄せた。

「この大きなポテンシャルを秘めたプロジェクトに加われることを嬉しく思う。このプロジェクトは野心的であるだけでなく競争力があり、シリーズとモーターサイクル業界にも大きな影響を与えてきている」

「新しいチームに加わって、強力なパートナーと共に取り組みを進め、新たなチャンピオンシップに参戦するのは、僕にとってベストを尽くすモチベーションを与えてくれる」

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