ホンダ、2輪世界選手権で通算“800勝”を達成。八郷社長「勝利を目指し挑戦を続ける」
ホンダは2020年のMotoGP第12戦でグランプリ通算800勝目を記録。本田技研工業の八郷隆弘社長はこれからも勝利を目指し挑戦していくとコメントを発表した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
モーターランド・アラゴンで行なわれた2020年のロードレース世界選手権(MotoGP)の第12戦テルエルGP。そのMoto3クラスにおいて、ジャウマ・マシア(Leopard Racing)がホンダにとってグランプリ通算800勝目をマークした。
ホンダは1959年のマン島TTレース参戦を皮切りに、翌1960年には世界選手権125cc及び250ccクラスへの参戦を開始。1961年の第1戦スペインGP125cクラスでRC143を駆るトム・フィリスが初優勝を記録した。以後は途中11年間の活動休止期間(1968〜1978)を挟みながらも、連綿と勝利を積み重ねてきた。
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近年の節目の勝利数を見ると、2000年にバレンティーノ・ロッシ(500ccクラス・日本GP)が500勝目、2005年にダニ・ペドロサ(250ccクラス・スペインGP)が600勝目、2015年にマルク・マルケス(MotoGPクラス・インディアナポリスGP)が700勝目を達成してきた。
そして2020年10月25日に、ジャウマ・マシアがMoto3クラスで勝利したことで、ホンダは通算800勝目を達成した。
本田技研工業の八郷隆弘社長は800勝達成を受け、次のようにコメントを発表。今後も勝利を目指し挑戦を続けていくと語った。
■本田技研工業株式会社 代表取締役社長 八郷隆弘
「FIMロードレース世界選手権で通算800勝を達成することができました。世界中の多くのファンの皆様からのご声援と、Hondaのレース活動へのご支援、ご協力に心より感謝申し上げます」
「またこの記録の達成にあたっては、1959年の初参戦時から数多くの困難を乗り越え、勝利を積み重ねてこられた先人の情熱や努力にも、改めて敬意を表したいと思います。Hondaはこれを通過点ととらえ、常に勝利を目指し挑戦を続けてまいりますので、これからもご声援をよろしくお願いいたします」
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