骨折もレース復帰目指すマルケス、走行は土曜日から。ホンダ「彼はリスクを承知」
MotoGP第2戦スペインGPで右上腕骨折を負ったマルク・マルケスは、第3戦アンダルシアGPのメディカルチェックを通過した。ただ、チームマネージャーのアルベルト・プーチは走行が土曜からになると明かした。
Marc Marquez, Repsol Honda Team
Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第2戦スペインGPの決勝レースで激しくクラッシュし、右上腕骨折の怪我を負ったマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)。彼は21日(火)にその手術を受けたばかりだったが、26日(日)に決勝を迎える第3戦アンダルシアGPへ出場する意向を見せ、実際に23日(木)にヘレス・サーキットに到着すると、メディカルチェックを通過。金曜以降の走行にゴーサインが出た。
ただレプソル・ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチによると、マルケスは金曜日は走行せず、土曜日から走行を開始し、そこでレース出場に耐えうるかどうかを確認するということだ。
「もともと、ホンダの立ち位置はこのレース(アンダルシア)を走らず、ブルノでの走行を試みるものだったのは明らかだ」
プーチはそうコメントしている。
「しかし彼が出走に適しているとの宣言を医師から聞き、我々はそのことを理解していった。彼は土曜日に(走行を)試す予定で、フィーリング次第ではレースへ参加しようとするだろう。ただ我々は彼に、まず土曜日にレース距離を走れるかどうかを理解するためのチェックを行なうことを頼んでいる」
「先週の日曜日から今日まで、物事は非常に速く進んでいて、正直に言って我々は驚いているよ」
一時は神経の損傷まで心配された骨折の手術からわずか数日での復帰……再び転倒した際のリスクは相当大きなモノになるが、プーチはマルケスのようなライダーを止めることはできないと語った。
「マルクのようなライダーを止めることはできない。彼がここにいるなら、それは彼自身が“できる”と思っているからだ」と、プーチは言う。
「レーシングマシンに跨ったとき、何があるかは理解している。彼は走ることのリスクを承知しているんだ」
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