イタリア初日:ピッロが意識を失う大クラッシュ。イアンノーネが最速

シェア
コメント
イタリア初日:ピッロが意識を失う大クラッシュ。イアンノーネが最速
Jamie Klein
執筆: Jamie Klein
2018/06/02 4:11

MotoGPイタリアGPの初日は、スズキのアンドレア・イアンノーネがトップタイムをマークした。

 MotoGP第6戦イタリアGPの初日が行われ、スズキのアンドレア・イアンノーネがトップタイムを記録した。

FP1:イアンノーネが首位発進。モルビデリ7番手

 イアンノーネは、FP1の残り時間が30秒になったところで1分47秒253をマークし、トップに浮上した。今回はドゥカティのファクトリーライダーであるミケーレ・ピッロがワイルドカードで参戦しており、彼がタイムシートのトップに位置していたが、最後にイアンノーネがピッロを0.550秒上回った。

 3番手には、ピッロから0.192秒落ちのタイムを記録したアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)がつけた。4番手はマーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)。彼は最初にコースへ出た際にターン1で転倒を喫したが、そこから復帰し最終的には4番手となった。

 5番手がジャック・ミラー(プラマック)、6番手が現在ランキング首位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)。なんとミラーとマルケスのベストタイムは同タイムだった。ルーキーのフランコ・モルビデリ(マルクVDS)が7番手につけ、8番手のバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)を0.007秒上回った。

 9番手はホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)、10番手がカル・クラッチロー(LCRホンダ)で、ここまでがトップから1秒以内のライダーとなった。中上貴晶(LCRホンダ)は1分48秒878と18番手だった。

FP2:ピッロが一時意識を失う大クラッシュ

 このFP2では、FP1で2番手タイムを記録していたピッロが大きな転倒を喫した。彼はターン1に向かうダウンヒルで、ハイスピードのままバイクから体が放り出されてしまった。バイクのフロントタイヤがロックしたことでリヤタイヤが宙に浮いてしまい、リヤタイヤが地面に接地した直後にピッロはかなりの高さで宙に投げ出されてしまった様子が映像で伺えた。

 彼は地面に叩きつけられた瞬間に意識を失ったが、救急車でメディカルセンターに運ばれた際に意識を取り戻した。その後彼はすぐにヘリコプターで病院に搬送された。

 これにより、セッションの残り時間が29分のところで赤旗となり、20分ほど走行が中断された。

 セッション再開後、イアンノーネが1分47秒274を記録。その直後にマルケスがそれを超える1分47秒218をマークした。

 残り3分まではマルケスがトップだったが、ビニャーレスが1分47秒122でトップに立った。しかし最後にイアンノーネが1分46秒735とビニャーレスを大きく上回り、この日唯一の46秒台のタイムをマークしてセッションを終えた。結局ビニャーレスが2番手、マルケスが3番手というトップ3となった。

 ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)、ミラー、クラッチローの3人がわずかな差で4~6番手に並び、7番手にロッシ、8番手にモルビデリが続く。以下ペトルッチ、ロレンソと言うトップ10に。

 中上は1分47秒901で、ロレンソに続く11番手で初日を終えた。またセッション再開後、ドヴィツィオーゾはターン1でエンジンブローに見舞われ、バイクから出火してしまったが、最終的には12番手で終えている。

【リザルト】MotoGP第6戦イタリアGP:初日

次の記事
スズキのリンス「チームを背負う覚悟はできている」と開発力にも自信

前の記事

スズキのリンス「チームを背負う覚悟はできている」と開発力にも自信

次の記事

大クラッシュのピッロ、”脳しんとう”と診断。イタリアGPは欠場か?

大クラッシュのピッロ、”脳しんとう”と診断。イタリアGPは欠場か?
Load comments