最新型ドゥカティにまたしても敵わなかったマルケス、その差はデカい? 「1周0.2~0.3秒の改善が必要」
マルク・マルケスは2024年型と2023年型のドゥカティのマシン差について、大きな差があると示唆した。
Marc Marquez, Gresini Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
マルク・マルケス(グレシーニ)はドゥカティの2024年型MotoGPマシンと、自らが使用する2023年型との間では大きな差があると示唆している。
マルケスは第10戦イギリスGPのスプリントでは転倒したもののそれまでは4番手と上位を走り、決勝でも4位フィニッシュを果たした。初日に出遅れがあったものの、なんとかそれを挽回した形だ。
ただ彼の上には、最新型のドゥカティを操るファクトリーチームの2名とホルヘ・マルティン(プラマック)が壁として立ちふさがっていて、いまだドゥカティでの初優勝は果たせていない。
マルケスはシルバーストン・サーキットが長いストレートを持つということもあり、最新型バイクとの差が顕著に表れていたという。
「2024年型のマシンは、いくつかのコースですごく速いんだ。特にこのコースはリヤのライドハイトデバイスが活きる長いストレートがあって、トップスピードの差が少し大きくなる」
「ただ今日僕らが示したように、上手く作業をすれば……今週末は出遅れてしまったけど……彼らと戦えるレベルにつくことはできる。もちろん、常に限界にあるけどね」
マルケスはさらに2024年型との差について、こうつけ加えた。
「現時点ではレースで平均して4~5秒遅くなっている。だから(GP24と)戦うためには1周あたり0.2~0.3秒以上改善していく必要があるけれど、それはかなり大きい差だ」
「だから難しいだろうけど、僕らの目標はもう一度トップ4~5に入ることで、そしてできれば更に表彰台を争うことだ」
Additional reporting from Rachit Thukral
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