マルクVDS、不満を抱くホンダ陣営を離れ、ヤマハのサテライトに?

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マルクVDS、不満を抱くホンダ陣営を離れ、ヤマハのサテライトに?
Oriol Puigdemont
執筆: Oriol Puigdemont
2018/03/21 6:09

マルクVDSは、テック3に代わってヤマハのサテライトチームとなる契約締結に向けて動き出しているようだ。

Franco Morbidelli, Estrella Galicia 0,0 Marc VDS
Johann Zarco, Monster Yamaha Tech 3
Franco Morbidelli, Estrella Galicia 0,0 Marc VDS
Franco Morbidelli, Estrella Galicia 0,0 Marc VDS
Franco Morbidelli, Estrella Galicia 0,0 Marc VDS
Franco Morbidelli, Estrella Galicia 0,0 Marc VDS
Franco Morbidelli, Estrella Galicia 0,0 Marc VDS

 2015年からMotoGPに参戦しているマルクVDSは、これまでホンダからバイクの供給を受けていたが、来季からのヤマハとの契約に向けて動き出しているようだ。

 チーム代表のマイケル・バルトレミーは、ジャック・ミラーがチームを離れ、プラマック・ドゥカティへと移籍する際に、チームとホンダとの関係に不満を露わにしていた。

 ホンダは現在LCRとの関係を深めており、ホンダとファクトリー契約を結んでいるカル・クラッチローと中上貴晶をLCRで走らせている。

 テック3は、2018シーズン終了後にヤマハと長年続いていた提携を終了。昨年、最高峰クラスに新規参入したKTMのサテライトチームとなることを選択している。

 ヤマハ唯一のサテライトだったテック3の後釜には、アビンティアやアンヘル・ニエト(アスパー)といった、現ドゥカティサテライト勢も興味を示している。しかし契約交渉を進める上で、バレンティーノ・ロッシの存在がネックになっている。ロッシが現役を引退した場合、彼のチームであるVR46がMotoGPに参戦し、ヤマハのサテライトチームとなる可能性が高く、その状況でチームがどうなるかは不透明だからだ。

 また、現在マルクVDSに所属するルーキーのフランコ・モルビデリはロッシ主宰のVR46アカデミー出身のライダーであり、チームとヤマハとの今後の交渉が円滑に進む材料となりうる。

 ヤマハのチーム代表であるリン・ジャービスは、モルビデリについて今季の開幕戦カタールGPの際に話題に挙げていた。

「我々は、VR46アカデミーと関係を築いている」とジャービスは語った。

「我々はライダー市場全体を分析しているが、VR46アカデミーの構造に賛同しているし、彼らのうち一人を、適切な時期に迎え入れたいという考えを持っている」

「その良い例がモルビデリだ。我々にはその機会があり、彼には本当に興味を持っていた」

「しかしその時、すでにテック3はジョナス・フォルガーとヨハン・ザルコと契約していた。我々も、ロッシとマーベリック・ビニャーレスとの契約を有していた。我々には、彼のためのバイクがなかったんだ」

「(フランチェスコ)バニャイヤも、興味深い例だ。テック3が我々との関係を解消すると決めた時、我々は彼を起用する可能性を考慮していたのだ」

 なお、現在Moto2クラスでの2年目のシーズンを送っているバニャイヤは、先月ドゥカティとワークス契約を締結。2019年よりプラマックからMotoGPデビューすることがすでに決定している。

 マルクVDSはこれまで、スズキと長期に渡って協議を行ってきたと考えられている。しかしスズキがサテライトチーム獲得に躊躇したことで、マルクVDSはヤマハとの提携に切り替えたようだ。

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この記事について

シリーズ MotoGP
チーム Marc VDS Racing
執筆者 Oriol Puigdemont
記事タイプ 速報ニュース