ザルコ、コースレコード更新PPも「優勝できるだけの速さはない」

コースレコードを更新してポールポジションを獲得したザルコだが、優勝できるだけのペースがあるとは考えていないと語った。

 開幕戦カタールGPでポールポジションを獲得したテック3・ヤマハのヨハン・ザルコは、自身には優勝できるペースがあるとは考えておらず、ウォームアップ走行でもう一歩前進が必要だと述べた。

 ザルコは、2008年にホルへ・ロレンソ(現ドゥカティ、当時はヤマハに所属)が記録したロサイルサーキットのコースレコードを更新し、2番手のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に0.2秒の差をつけてポールポジションを獲得した。

 彼はシーズン開幕前の公式テストでもヤマハのワークスチームに所属するバレンティーノ・ロッシやマーベリック・ビニャーレスを上回るタイムを残していた。そのロッシとビニャーレスは、それぞれ予選8番手と12番手だった。

 予選ではコースレコードを更新するタイムをマークしたザルコだが、ウォームアップの間にレースへ向けてもう一歩前進することができなければ、MotoGP最高峰クラスでの初優勝を飾ることはできないだろうと考えている。

「これまでのタイムには満足できた。でも僕はやらなきゃいけなかったんだ。だからフィニッシュラインを通過したラップタイムを見たときには驚いた」と彼は予選を振り返った。

「ただただ素晴らしいことだ。ポールポジションを獲得できてよかった」

「これがレースに向けて何かを意味しているというわけではない。良いスタートが切れて、良いチャンスがあるということだ。今の段階では優勝できるペースがあるとは考えていない。だけどもちろん明日は優勝に抜けてウォームアップでも前進したい」

「金曜日は、まるで自分が”オールド・ザルコ”になってしまったかのようだった。バイクがスライドすると神経質になって、叫んでいたんだ」

「でも(土曜日の)FP3になってからは、バイクに乗るとテストの時のようなフィーリングを得ることもできた」

「そのおかげで自信を持つことができた。FP4でのクラッシュは今週末の弱点だけど、レースに向けて重要なセッションだった」

 ザルコはポールポジションを獲得したとき、フロントにはミディアムタイヤを、リヤにはソフトタイヤを履いていた。ロッシとビニャーレスのふたりはフロントにもソフトを履いていたが、彼がミディアムという選択をしたのは、ソフトを履いた際の自身のパフォーマンスに批判的だったからだという。

「ヤマハのふたりと比べても、おそらくこれがより速く走るためのカギだった」

「金曜日以降、(フロントに)ミディアムを装着した方が速いと感じられた。テスト以降もそうだったんだ」

「僕は大きくペースを落とすようなことはしたくなかった。最低でも何周かプッシュすれば、うまく機能すると分かっていた」

コメント
コメントを書く
この記事について
シリーズ MotoGP
イベント名 カタールGP
サーキット ロサイル・インターナショナル・サーキット
ドライバー ヨハン ザルコ
チーム Tech 3
記事タイプ 速報ニュース