ペドロサ、三つ巴クラッシュの裁定に苦言「もう少し敬意ある対応を」

シェア
コメント
ペドロサ、三つ巴クラッシュの裁定に苦言「もう少し敬意ある対応を」
執筆:
2018/05/09 5:57

ペドロサは、スペインGPでのクラッシュに関する裁定に苦言を呈し、スチュワードはもう少し敬意ある対応をとるべきだと語った。

Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Marc Marquez, Repsol Honda Team, Jorge Lorenzo, Ducati Team, Andrea Dovizioso, Ducati Team, Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team
Dani Pedrosa, Repsol Honda Team

 レプソル・ホンダのダニ・ペドロサは、スペインGPの決勝レースで起きたホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)とのクラッシュについて、スチュワードがライダーにクラッシュの責任を押し付けたことに不満を述べた。

 決勝レースの18周目、3番手を走行していたドヴィツィオーゾがターン6でイン側からロレンソを追い抜きにかかったことにより、ロレンソはドヴィツィオーゾと共に走行ラインよりもワイドになってしまった。その後ロレンソはポジションを取り返そうと再びイン側に入ったところで、後ろから走ってきたペドロサと接触した。

 この接触により、アウト側へ弾き出されたロレンソはドヴィツィオーゾとも接触し転倒。ペドロサもハイサイドを起こしてバイクから投げ出されてしまい、3人はここでレースを終えることになった。

 FIMのスチュワードはこの件の調査を行ったが、誰にもペナルティを科さないとレース後に発表した。

 しかしペドロサは、スチュワードの決定に苦言を呈し、この件を話し合おうとレースディレクションの元へ向かった際に、適切な扱いを受けられなかったと主張した。

「レースディレクションと話をしようと思って、彼らの元へ行った。なぜなら僕は彼らに理解してほしかったからだ」

「僕たちは彼らに質問をした。”僕がイン側にいて、コース上の正しい走行ラインを走っていたよね?”と。これについてはイエスだった。そして彼ら(ロレンソとドヴィツィオーゾ)はアウト側にいて、ミスを取り返そうとしていた。だから再びライン上に戻ってきたのかと訪ねた。これも答えはイエスだ」

「ライン上を走っている時に、優先権を持っているのはイン側のライダーなのか、それともアウト側のライダーなのか? それはイン側のライダーだ。それなら、誰の責任なのか? 答えは明らかだよね」

「彼らにはトラック上で起こったことを正しく理解してほしかった。なぜなら、彼らはその場にいなかったからだ」

「最も重要なことは、時には彼らがその場にいないこともあるということだ。僕は歩くのもやっとだったけど、彼らのところへ行った。でもマイク・ウェッブ(レースディレクター)は話し合いに加わろうとはしなかった」

「僕はもう少し敬意ある対応を受けるべきだと思う」

 第2戦アルゼンチンGPでは、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)がアレイシ・エスパルガロ(アプリリア)やバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)と接触していた。これをきっかけに、ウェッブやふたりのFIMスチュワードを含むMotoGPのスチュワードは、クラッシュに関するペナルティをより厳しくするよう指示を受けていた。

 ペドロサは、そのアルゼンチンでヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)と接触して転倒し、右手首を骨折してしまったが、彼はその時の転倒も今回の件も”レーシングインシデント”であると考えている。

「アルゼンチンでの件は、レーシングインシデントだった。マルクとバレ(ロッシの愛称)にとってはそうではなかったけど、ザルコと僕にとってはインシデントだ。バイクを起こした時にハイサイドになってしまった。ザルコがミスをした後、僕はスペースを残そうとしたのだけど、最終的には病院に行き着いた」

「今回もそうだ。おそらくロレンソは僕のことが見えていなかったし、見ていなかった。僕がそこにいるとも思っていなかっただろう。彼は速度を上げていなかったから、僕たちはぶつかった。僕はまたハイサイドになってしまったんだ。だけどこれもレーシングインシデントだ」

 しかし彼は、ロレンソとのクラッシュについてペナルティを要求していたのではないと主張した。

「彼らは『もし我々の決断に同意しないのならば』と話したが、僕は(ペナルティを)訴えたのではない」

「僕は怒っていないけど、彼ら(スチュワード)がライダーたちに責任を押し付けたことにはがっかりしている」

「もし僕がペナルティを求めていたら、まるで僕がホルヘに反対しているかのように見えるだろう。だけどそうじゃない。僕は彼らの裁定に反対しているんだ」

Additional reporting by German Garcia Casanova

次の記事
ドヴィツィオーゾ「クラッシュがなくても、勝てなかったと思う」

前の記事

ドヴィツィオーゾ「クラッシュがなくても、勝てなかったと思う」

次の記事

マルクVDS、将来の懸念を一蹴。2021年までのMotoGP参戦を明言

マルクVDS、将来の懸念を一蹴。2021年までのMotoGP参戦を明言
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ MotoGP
イベント スペインGP
ロケーション サーキット・デ・ヘレス
ドライバー ダニ ペドロサ 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 Valentin Khorounzhiy
まずは最新ニュースを読む