ドヴィツィオーゾ「クラッシュの責任はロレンソとペドロサにある」

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ドヴィツィオーゾ「クラッシュの責任はロレンソとペドロサにある」
執筆:
2018/05/07 9:22

ドヴィツィオーゾは、決勝レース中のクラッシュの責任はロレンソとペドロサにあると主張している。

 ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、スペインGPの決勝レース中に起こった三つ巴のクラッシュについて、チームメイトのホルヘ・ロレンソとレプソル・ホンダのダニ・ペドロサに責任があると語った。

 スペインGPの決勝レース後半、2番手を走行していたロレンソの背後には、ドヴィツィオーゾとペドロサが迫っていた。

 そして18周目に、ドヴィツィオーゾはターン6でイン側からロレンソを追い抜こうとしたものの、両者ともワイドになってしまう。ロレンソはポジションを戻そうとイン側へ寄ったが、そこで4番手のペドロサと接触してしまった。

 さらにロレンソはこの接触によりバイクのコントロールを失い、アウト側にいたドヴィツィオーゾとも接触。それまで2〜4番手を走っていた3人が、ここでレースを終えた。

 この件についてドヴィツィオーゾは、ペドロサだけは前を走るふたりのライダーが見えており、彼が”最大のミス”を犯したのだと考えている。

「最も大きなミスを犯したのはダニだ。なぜなら、彼は僕たちの後ろにいたからね」とドヴィツィオーゾは話した。

「彼は通常よりも少し速い速度でコーナーに進入していた。もし普段よりも速いスピードでコーナーに入って、誰かが前にいたとしたら、(今回のように)ダニの前にいた僕らがラインを決めるんだ」

「ダニは(自分たちの)後ろにいて、状況をコントロールすることができた。それなのに、これまでよりも速いペースでイン側に入ってきた」

「そしてクラッシュを生み出した。もちろん、彼のミスだ」

 しかし一方のペドロサは、通常よりも速いスピードでコーナーに進入したわけではないという。ドゥカティのふたりがワイドになったことによりスピードが落ち、速度差が生じたのだと話した。

「僕は(通常よりも)速くなかった。そうでなければ自分のラインを保てなかっただろう」

「普段通りのラインを走行していた。彼らはアウト側に膨らんだから、速度が落ちたんだ」

 またドヴィツィオーゾは、ロレンソにも非があると述べた。

「ホルヘは(ラインを)確認していなかったし、後ろから走ってくるライダーのことを気にしていなかった」

「彼は出来る限り早くコーナーを出ようとして、少し早めにイン側へ入っていった」

「(ペドロサとロレンソの)ミスが合わさったんだ。ダニもホルヘもミスをしていた」

 このクラッシュについては誰もペナルティを科されなかったが、ドヴィツィオーゾは”制裁が多すぎてしまう”と発言しており、お咎めなしという裁定をサポートした形となった。

「アルゼンチン以降、彼らはより制限を厳しくすると言っていた。だけど今日起こったことについては、あまりにも多くのことを罰しなければならないと思う」

「こういうことについて正しい決断を下すことは常に難しい。なぜなら、ふたりのライダーがこういうことを引き起こしたが、これは限界を超えたものではなかったからだ。だからホルヘとダニを罰するというのは適切ではない」

「結局は僕もミスをして、ポイントを獲得することができなかった。適切な判断を下すことも、『彼らはペナルティを受けるべきだ』とか『(ペナルティを)受けるべきではない』と言うのも常に難しいことだ」

「(ペナルティを)科さないことがより良い判断だと思う。今回の件をどのように考えるか次第だ」

 スペインGPをノーポイントで終えたドヴィツィオーゾは、ランキング5位に転落。首位のマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)とは24ポイント差となっている。

Additional reporting by Lena Buffa and German Garcia Casanova

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シリーズ MotoGP
イベント スペインGP
サブイベント 日曜日 レース後
ロケーション サーキット・デ・ヘレス
ドライバー アンドレア ドヴィツィオーゾ 発売中
チーム Ducati Team 発売中
執筆者 David Gruz
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