スペイン決勝:マルケスが2連勝! 2〜4位争いで三つ巴クラッシュ

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スペイン決勝:マルケスが2連勝! 2〜4位争いで三つ巴クラッシュ
2018/05/07 3:21

MotoGP第4戦スペインGPの決勝が行われ、マルク・マルケスが優勝。ドヴィツィオーゾ、ロレンソ、ペドロサは三つ巴のクラッシュを喫した。

 MotoGP第4戦スペインGPの決勝レースがヘレスのアンヘル・ニエトサーキットにて行われ、レプソル・ホンダのマルク・マルケスが優勝を飾った。マルケスは今シーズン2勝目、前戦アメリカズGPに続く2連勝となった。

 気温24度、路面温度39度というコンディションで迎えたこの決勝レース。タイヤ選択もライダーによってそれぞれという状況だ。 

 まずは2番手スタートのダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)がポールポジションのカル・クラッチロー(LCRホンダ)の前に出るも、4番手スタートのホルヘ・ロレンソ(ドゥカティ)が抜群のスタートを決めてホールショットを奪う。ヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)が3番手、クラッチローは4番手に。マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)はスタート位置と変わらず5番手を走行していたが、最終コーナーで4番手に浮上した。14番手からスタートした中上貴晶(LCRホンダ)は、ふたつ順位を落として16番手でオープニングラップを終えている。

 このオープニングラップでは、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)がランオフエリアでバイクを止めてリタイアとなった。

 2周目にはマルケスが3番手に浮上し、ここでレプソル・ホンダが2-3体制を築く。ペドロサは少々強引にロレンソを狙うも、ここではロレンソがトップを守る。その直後、今度はマルケスがペドロサをパスして2番手に上がった。その後方では4番手のザルコ以下クラッチロー、アレックス・リンス(スズキ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)らもポジションを争い、序盤から各所で激しい順位争いが繰り広げられている。

 6周目、上位を走っていたリンスがターン11で転倒。高速でのクラッシュとなってしまい。リンスはここでリタイアとなってしまった。さらに8周目、4番手を走行中のクラッチローがターン1でまさかのクラッシュ! ポール・トゥ・ウィンを狙える位置を走行していたものの、クラッチローもここでレースを終えることになってしまった。

 さらにこの周には、マルケスがロレンソに対して仕掛け、オーバーテイクを完了させて首位に立った。その後ろではドヴィツィオーゾがペドロサをパスして3番手に浮上。今度はドゥカティが2-3体制を築き、上位ではホンダ対ドゥカティの構図が出来上がった。

 11周目にはカレル・アブラハム(ANGEL NIETO)がターン1で転倒。さらにはレース折り返しの13周目にはトーマス・ルティ(マルクVDS)がターン11で転倒と、事前に行われた下位カテゴリーに続いてこの最高峰クラスでも転倒が相次いだ。

 レースの折り返しを迎え、トップを走るマルケスはバランスを崩すシーンも見られたが、後続との差を徐々に広げ始めている。2番手のロレンソはなかなかペースが上がらず、後続のドヴィツィオーゾとペドロサは前を塞がれている状況だ。その後方ではダニーロ・ペトルッチ(プラマック)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ジャック・ミラー(プラマック)らの7番手争いも熾烈だ。

 そして18周目。3番手のドヴィツィオーゾが、ペースの上がらないロレンソをイン側から狙い前に出る。しかしドヴィツィオーゾは止まりきれずオーバーラン。ロレンソはインにラインを戻したが、そこにはペドロサがいた。ロレンソとペドロサはこれで接触してしまう。

 ペドロサのマシンはハイサイドのような格好となってしまい、ペドロサは宙に飛ばされる格好となった。またロレンソのマシンはコーナーアウト側に弾かれるような状態となり、そこにいたドヴィツィオーゾと接触。この一連のクラッシュにより、2〜4番手を争っていた3台が一気に姿を消すこととなった。

 このクラッシュにより、ザルコが単独2番手にポジションを上げるも、すでに先頭のマルケスとの差は7秒と大差。そこから少し離れたところでペトルッチ、アンドレア・イアンノーネ(スズキ)、ミラー、ロッシらが3番手を争った。

 8周目にトップに立ったマルケスは、その後一度もポジションを譲ることなく、母国レースで今シーズン2勝目を飾った。最終ラップには観客に向かって手を振る余裕も見せた。ドゥカティ2台とペドロサがリタイアした後に単独で2番手を走行していたザルコが2位に入賞した。

 熾烈な3番手争いは終盤まで続く。残り2周の時点ではイアンノーネがペトルッチをパスして3番手に浮上するが、その後ろからはロッシもそのポジションを狙う。しかし結局ポジションは変わらず3位にイアンノーネ、4位にペトルッチ、5位にロッシという結果に終わった。

 以下ミラー、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、アルバロ・バウティスタ(ANGEL NIETO)という順位となった。フランコ・モルビデリ(マルクVDS)は9位とルーキー勢の中で最上位に入賞。中上はポジションアップを果たし、最高峰クラス昇格後最高成績となる12位に入賞した。

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