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マルケス、ソフトタイヤの”ギャンブル”敢行「これが唯一の勝つチャンス」

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マルケス、ソフトタイヤの”ギャンブル”敢行「これが唯一の勝つチャンス」
執筆:
2018/09/24 2:49

マルケスは、決勝レースでドヴィツィオーゾに勝つために、リヤにソフトタイヤを履くというギャンブルに出たと明かした。

 MotoGP第14戦アラゴンGPで今シーズン6勝目となる優勝を飾ったレプソル・ホンダのマルク・マルケスは、決勝レースでリヤにソフトタイヤを履くというギャンブルに出たが、これがアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)に勝つための唯一のチャンスだったと話した。

 タイヤマネージメントが極めて重要になるモーターランド・アラゴンでは、マルケスを含む大半のライダーがFP4ではリヤにハードタイヤを履いて走行し、同様のセットアップで決勝レースに臨むものと思われた。

 しかしマルケスは、リヤにソフトタイヤを使用することを選択。彼は、これが優勝をかけて争うための唯一の方法であると感じたのだという。

「今朝起きて、『OK、今日はリスクを取ろう』と思ったんだ」

 ドゥカティ勢の3連勝を阻止したマルケスは、そう話した。

「ウォームアップ走行では、あまりフィーリングが良くなかったけど、プッシュした。そこで、どうして自分がクラッシュしたのかを考えた」

「僕たちはサンティ(ヘルナンデス/クルーチーフ)やスタッフと話し合いをした。僕は彼に『リヤにソフトタイヤを履きたい』と言ったんだ。そうしたら彼も僕に、それに賛成する気持ちもあると言ってくれた」

「それからチーム内でHRCと一緒にミーティングや議論を始めた。というのも今週末は、僕は気温の高くなった午後にソフトタイヤを履いて走行していなかったからだ。でも僕はこのタイヤを信じて、マネージメントできると言った」

「ハードタイヤの感触は良かったけれど、僕のライディングスタイルでは、特にコーナーの進入で(タイヤを)うまく機能させられないと感じた。これがドヴィ(ドヴィツィオーゾの愛称)と戦うための唯一の方法だった」

「長いことトップでレースを終えることができていなかったので、今日の優勝にはとても満足している」

「ここでは大きなチャンスがあるだろうと分かっていた。週末を通して僕には速さがあったが、ドヴィは非常に速くて最強のライダーだった」

”最終コーナーまで勝負を待つつもりはなかった”

 昨年のオーストリアGPや日本GP、また今年の開幕戦カタールGPでは、マルケスはドヴィツィオーゾと激しいバトルを繰り広げた。しかしこの3レースでは、いずれもマルケスの負けに終わっていた。

 今回のアラゴンGPでは、マルケスは残り2周となったところでトップに浮上し、そのままフィニッシュした。

「限界を迎えた中での素晴らしいバトルだったし、素晴らしい瞬間だった。常に敬意を持っているし、アンドレアと良いバトルができた」

「だけど今回は、最終コーナーまで待つつもりはなくて、それよりも前に仕掛けるつもりだった。なぜなら、それがこのレースに勝つために唯一のチャンスだったからだ」

「レース中に彼(ドヴィツィオーゾ)の後ろを走っている時は、感触も良くてスムーズだった。レース中盤、彼はかなりプッシュしていた」

「僕は自分自身に『プッシュする時だ』と言い聞かせた。彼についていくことができたし、彼が普段以上に滑り始めたのを目にした。そこで『僕らは最後まで走れる』と思った」

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シリーズ MotoGP
ドライバー マルク マルケス 発売中
チーム Repsol Honda Team
執筆者 David Gruz