MotoGPバレンシア決勝:ドヴィツィオーゾ4勝目。KTM初表彰台、中上6位

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MotoGPバレンシア決勝:ドヴィツィオーゾ4勝目。KTM初表彰台、中上6位
執筆: 松本 和己
2018/11/18 14:36

2ヒート制となったMotoGPバレンシアGP決勝。ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが優勝を飾った。

 MotoGPバレンシアGPの決勝は、赤旗中断により実質2ヒート制で争われ、ドゥカティのアンドレア・ドヴィツィオーゾが今季4勝目を挙げた。

 今週末のバレンシアは、ウィークを通して天候が不安定。MotoGPクラスの決勝は徐々に雨脚が強まっていく状況となり、転倒が続出してしまった。その結果、13周を終えたところで赤旗が掲示され、コンディションの回復を待ってレースが再開されることになった。

MotoGPバレンシア決勝前半:ロッシ猛追の中、コンディション悪化で赤旗中断

 35分ほどの中断を経て、ピットレーンがオープン。14周で争われるレース後半に出走が許されたのは、わずか16台だ。

 グリッド1列目はアレックス・リンス(スズキ)、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)というトップ3。今回がMotoGP最後のレースとなるダニ・ペドロサ(レプソル・ホンダ)が4番手、中上貴晶(IDEMITSU Honda Team Asia)が6番手からのスタートとなった。

 ヒート2のスタートで抜け出したのは、ヒート1に引き続きリンス。ヒート1序盤に転倒を喫していたポル・エスパルガロ(KTM)が好スタートで4番手まで浮上した。

 リンスは1周目のフィニッシュラインをトップで横切るが、ドヴィツィオーゾがストレートで伸びを見せ、リンスをオーバーテイク。1周目を慎重に回ったロッシも接近し、トップ3が先頭集団を形成した。

 5番手のペドロサはエスパルガロの背後にピタリ。中上は少し離されると、ミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)にパスされ7番手に後退した。

 4周目、ドヴィツィオーゾがファステストラップを叩き出しリンスに1秒ほどのギャップを築く。ロッシもペースが良く、7周目にリンスを捉えて2番手に浮上した。

 残り周回が7ラップとなり、ドヴィツィオーゾとロッシの差は2秒弱。ただロッシはじりじりとドヴィツィオーゾに離され、9周を終えたところでその差は3秒に広がってしまった。

 離れていくドヴィツィオーゾに焦ったか、ロッシは残り5周となった12コーナーでミス。リヤタイヤを滑らせ転倒を喫し、13番手まで後退してしまった。

 これで、3番手にはエスパルガロが浮上。ワークス参戦2年目にして初表彰台獲得が近づいた。トップ3は6秒間隔とほぼ単独走行の状態だ。

 結局、ドヴィツィオーゾはそのまま逃げ切りトップチェッカーで今季4勝目。2位にリンス、3位にエスパルガロが入り、KTMに初表彰台をもたらした。

 4位はワイルドカード参戦のピッロ。5位はペドロサで、今季初表彰台はならなかった。中上はヨハン・ザルコ(テック3・ヤマハ)を抑え6位。今季初めてシングルフィニッシュを果たしている。

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シリーズ MotoGP
イベント バレンシアGP
執筆者 松本 和己