MotoGPオーストラリアGP、2027年以降はアデレード市街地コースでの開催決定!
MotoGPは2027年からオーストラリアGPをアデレード・ストリート・サーキットで開催する事を発表した。
Adelaide 2027 track layout
2027年シーズンから、MotoGPオーストラリアGPの開催地がアデレード・ストリート・サーキットとなることが発表された。
これまでMotoGPオーストラリアGPはオーストラリア・ビクトリア州のフィリップアイランド・サーキットで長く開催されてきた。
現契約は2026年限りとなっていて、MotoGPは次の契約ではF1の開催地にもなっているアルバート・パークを舞台とすることを望んでいた。しかしビクトリア州政府はこれを本格的に検討することはなく、フィリップアイランドの改善という方向性を示すなど、MotoGP側とはすれ違いが起きていた。
その結果、MotoGPは別の案に傾いた。南オーストラリア州の州都であるアデレードで2027年以降のオーストラリアGPを開催することに決めたのだ。アデレードはかつて1985年から1995年にかけてF1を開催してきた。
提案されているレイアウトは全長4.195kmで18コーナーを備えたコース。市中心部の南東に位置し、ビクトリア・パークを貫くこのアデレード市街地サーキットは、MotoGPを開催する初の完全な都市型会場となる。予想最高速度は340km/hだ。
公開された初期デザインには、かつてのF1レイアウトの一部が組み込まれており、ジャック・ブラバム・メインストレートも含まれている。一方で、ウェイクフィールド通りとフリンダース通りを結ぶ直角コーナーなど、二輪レースに適さない要素は排除され、複数区間が再設計された。
アデレードはこれから20ヵ月の準備期間に入り、地元プロモーターの監督の元、初のMotoGP開催に向けてサーキット整備を進めていくことになる。
「これは南オーストラリア州にとって大きな成果であり、我々の州が築き上げている強い勢いを改めて示すものだ。世界最高峰のイベントを他州と競い合い、そして我々は勝利している」
南オーストラリア州のピーター・マリナウスカス州首相はそう語った。なお、経済効果は約1億3000万ユーロ(約237億円)に上ると試算している。
「完全な都市型サーキットで世界初のMotoGPレースを開催することで、アデレードは間違いなく国内外からの来訪者を引きつける、他にない機会を得ることになる」
「これは単なる世界水準のイベント以上の意味を持つ。州の経済活動を活性化し、雇用を支え、南オーストラリアを世界の舞台に位置づけるものだ」
またMotoGP Sports Entertainment(旧ドルナ)のカルロス・エスペレータ(チーフ・スポーティング・オフィサー)は次のように述べた。
「MotoGPをアデレードに迎えることは、チャンピオンシップの進化における重要な節目だ。この街は大型イベント開催で世界的評価を得ており、市の中心部に専用サーキットを開発できる機会は、我々のスポーツにとって本当に唯一無二なものだ」
そしてエスペレータは「当初から安全性を最優先事項としてきた。サーキットのあらゆる要素は、現代MotoGPの最高基準を満たすよう設計されている」と締めくくった。
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