ミサノテストでライダー落胆も……ホンダは「できることは全てトライしている」とチームマネージャー
レプソル・ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチは、MotoGPミサノテストについて「我々にできることは全てトライしている」と話した。
Joan Mir, Repsol Honda Team
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPは先週サンマリノGP終了後に公式テストを実施した。ホンダのテスト内容にはライダーから落胆の声もあったが、レプソル・ホンダのチームマネージャーはできることは全てやったと語った。
ミサノ公式テストでホンダは2025年シーズンに向けた一新されたプロトタイプを持ち込むことは無く、アップデートされたパーツをテストする形に留まった。
そしてテスト内容についてレプソル・ホンダのジョアン・ミルは「もっと期待していた」と話すなど、辛辣な意見も出ていた。ただテストされた新型のエアロダイナミクスについては、ミルも含めて陣営のライダーからは好評価が与えられた。
レプソル・ホンダのチームマネージャーであるアルベルト・プーチは、ミサのテストの内容などについて訊かれた際、ホンダが「できることは全てトライしている」と語った。
「様々なことを少しづつ試す計画になっている」とプーチはMotoGP.comに語った。
「(2025年向けの)プロトタイプバイクは持ち込まなかったが、多くのパーツを持ち込み、エアロやエンジン、シャシーと様々な領域を全てテストしていた」
「我々にできることを全てをテストしているんだ」
なおLCRホンダのヨハン・ザルコは、テスト後、ホンダの抱えている問題は空力のみでは解決できないとも語っていた。
「僕たちが抱えている問題は、フェアリングだけでは解決できないことだろう」
ザルコはそう語る。
「新しいフェアリングには違った感触を感じられた。コーナーでバイクがより曲がろうとしてくれるから、改善は明らかだ。次のミサノ(エミリア・ロマーニャGP)で、それらがどうまとめ上げられるかどうかが分かってくるだろう」
「一番良くないのはトラクションが足りていないことで、グリップの問題だけじゃない」
「ホンダがテストに持ち込んだものが新しいバイクだとは思えないけど、彼らが以前持ち込んだものを考えると、新しいバイクのようだ」
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