MotoGP イギリスGP

アプリリアに勝つのは無理だ!? アレックス・マルケス、ドゥカティ陣営最上位のスプリント4位も白旗

アレックス・マルケスはMotoGPイギリスGPのスプリントでドゥカティ勢トップの4位を記録しているが、決勝でアプリリア勢を負かすのは無理だと考えている。

Oriol Puigdemont

Oriol Puigdemont

公開日時: 2026/08/09 9:09

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Marco Bezzecchi, Aprilia Racing

 MotoGPイギリスGPのスプリントレースでドゥカティ勢最上位の4位となったグレシーニのアレックス・マルケスは、決勝でアプリリア勢に勝つことは難しいと考えている。

 イギリスGPのスプリントレースはドゥカティにとってはまさに試練のレースとなり、全ライダーが極端なタイヤのデグラデーションに苦しんだ。マルク・マルケス(ドゥカティ)は特に苦しみ、序盤は4番手を走りながらも最終的には9位にまで転落している。

 一方、ドゥカティ勢では比較的影響が少なかったのがアレックス・マルケスで、彼はドゥカティ勢の最上位となる4位でフィニッシュした。しかしそのアレックス・マルケスもタイヤには非常に苦しんだと語っている。

「そうだね。自分でもどうしてなのか分からない」と、アレックス・マルケスはレース後にこぼした。

「論理的な説明はないんだ。僕たちが抱えていた問題がどれほど大きかったのかを理解する必要がある。ドゥカティ陣営は全員が同じ問題を抱えていた。でも、どういう理由なのかは分からないけど、僕はうまく生き残れた」

「最初の数周は、ディッジャ(ファビオ・ディ・ジャンアントニオ/VR46)とマルクが激しくプッシュしている間、僕はラウル(フェルナンデス/トラックハウス)とベッツェッキ(マルコ・ベッツェッキ/アプリリア)の後ろにいた。彼らはものすごく速く走っていたわけではなかったから、僕がタイヤを温存するのに役立ったんだ」

「その後は、本当にひどい感覚になった。でも、全体として見れば、特に他のライダーたちがどれだけ苦しんでいたかを考えれば、僕はうまくやれていた。そして最後にはペースを上げることができて4位でフィニッシュした。ラウルが転倒していなければ5位だったけどね」

Alex Márquez, Gresini Racing

Alex Márquez, Gresini Racing

Foto de: Qian Jun / MB Media via Getty Images

 アレックス・マルケスはリヤにソフトタイヤを選んだことは間違いだったと振り返る。

「ミディアムタイヤなら、序盤は助けにならなかったと思う。でも、終盤にはベッツェッキと表彰台を争えたのは間違いないと思う」

「正直、ミディアムタイヤを使うことはまったく考えていなかった。でも、レースが始まる少し前にラウルがミディアムを使うと聞いて、考え直した。でも、チームからは勧められなかった。序盤に大きくポジションを落としてしまう可能性があるし、そうなると後から取り戻せないからね」

「ミディアムが賢い選択だったと思う。でも、僕たちはそれを使わなかった。将来に向けての教訓だね」

 ドゥカティ勢を苦しめたタイヤのデグラデーションについてマルク・マルケスは、プラクティスなどでは同じような症状は全く出ていなかったため、予想外だったと証言する。

 しかしアレックス・マルケスは、FP2で同様の症状が出ていたため、多少は対応ができたのだという。そして決勝に向けてアプリリア優勢の状況は変わらないだろうとも語った。

「僕はプラクティス(FP2)でこの問題が出ていた。だから、他のライダーたちより少しうまく対応できた。もっと我慢しなければならないと分かっていたからね。でも現実には、ミディアムタイヤで出るべきだった」

「明日、アプリリアを倒すのは不可能だと思う。ラウルが転倒していなければ、今日のスプリントでは上位4台がそのままフィニッシュしていたはずだ」

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