アレックス・マルケス、母国で歓喜の初優勝「Moto2やMoto3のタイトル獲得と同じレベルで嬉しい」
グレシーニのアレックス・マルケスは、地元スペインでのMotoGP初優勝について、Moto3やMoto2でのタイトルと同じレベルで嬉しいと語った。
Alex Marquez, Gresini Racing
写真:: Jorge Guerrero - AFP - Getty Images
グレシーニのアレックス・マルケスは、スペインGPでのMotoGP初優勝はMoto2やMoto3のタイトル獲得と匹敵するほどの感動があったようだ。
MotoGP参戦6年目を迎えたアレックス・マルケスが母国のヘレスでついに栄光を手にした。今季は開幕から速さを見せていたものの、兄マルク・マルケス(ドゥカティ)に次ぐ2位が多かったが、ついに表彰台の一番上に立つことができた。
「MotoGP初優勝をどこで飾りたいかと聞かれたら、間違いなくここ、ヘレスだと答えるだろう」
そうアレックス・マルケスは語った。
「Moto2初優勝もここだったし、それはもう特別なことだった。でも、MotoGPでの優勝は別次元のようだ」
「チェッカーを受けた後、ターン9とターン10(スタジアムセクション)に行ったら……素晴らしかったよ」
「世界最高の観客がいたんだ。僕にとっては素晴らしいレースだったよ」
2014年と2019年にそれぞれMoto3とMoto2のタイトルを獲得しているアレックス・マルケス。そうしたキャリアのハイライトと比べて、この初優勝はどうかと聞かれ、初勝利の感動について話した。
「(この勝利は)僕の2つのタイトルと同じレベルだ。今日はそのレベルにあった」
Alex Marquez, Gresini Racing
Photo by: Jorge Guerrero - AFP - Getty Images
この勝利により、アレックス・マルケスはポイントリーダーに浮上。スペインGPで転倒し、12位でレースを終えた兄マルクを1ポイント上回った。
レースを4番グリッドからスタートしたアレックス・マルケスは、優勝するためにドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤやヤマハのファビオ・クアルタラロを抜かなければならなかったが、兄のマルクが転倒したことは、優勝の追い風になったことだろう。
今季は直接優勝を争うことが多いマルケス兄弟だが、良好な関係が保たれており、定期的に共にトレーニングもしているという。
「最後のコーナーを抜けたときは、いろいろな感情が入り混じっていたよ。嬉しかったし、感情的だった。すごく嬉しかった」
そうアレックス・マルケスは振り返った。
「(近年は)タフな時期もあった。だけど正しい人たちが支えてくれて、味方にいてくれた。僕はそういう人たちのことをたくさん考えていた。祖父や家族、そして特にマルクのことをね」
「彼は毎日僕と一緒にいてくれる人だ。一番支えてくれている。彼は僕に一番アドバイスをくれるんだ」
ポイントリーダーとなったアレックス・マルケスだが、土曜日の「チャンピオンシップのことは考えていない」という自らの発言に修正はないかと尋ねられると、シンプルに「ノー」と答えた。
兄のマルクも含め、ファクトリーチームがシーズンを通してさらに強さを増していくと考えているからだ。スペインGP後の月曜日には、ヘレスで公式テストが行なわれるが、ドゥカティはそこで今季バイクのアップデートを本格的に開始する見込みとなっている。
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