アレックス・マルケス、2027年にファクトリーチーム移籍を目指す。優先目標はヤマハか?
2025年に躍進しMotoGPでランキング2位となったアレックス・マルケスは、2027年に向けてファクトリーチームのシート獲得を目指している。
MotoGPで2025年にランキング2位という実績を残すなど、大きく成長した姿を見せたアレックス・マルケス(グレシーニ)は、次の契約サイクルでファクトリーチームへの加入を目指している。
マルク・マルケスという偉大な兄が存在するアレックス・マルケスだが、2025年シーズンはMoto3、Moto2でチャンピオンになってきたポテンシャルを大いに発揮した。前半戦は兄とのタイトル争いを繰り広げ、シーズン3勝、スプリント3勝、表彰台12回、ポールポジション1回という結果で、ランキングでは王者となった兄に次ぐ2位を得た。
2025年の成績によってアレックス・マルケスは注目の存在となっており、キャリアのピークを迎えようとしているこの時期にファクトリーチームのシート獲得を目指している。
MotoGPでは大半のライダーの契約が2026年で満了となる。そのためライダー市場の動きは活発に動き出しているため、アレックス・マルケスにも十分チャンスがあると考えられる。
ただドゥカティへの昇格は厳しい情勢だ。兄マルクが契約延長でほぼ合意している上、チームメイトにはKTMから若手のペドロ・アコスタを獲得する方向で固まりつつあるためだ。
その結果、アレックス・マルケスの視線はKTMとヤマハへと向かっている。アプリリアは代替案として残っている一方、かつて所属したホンダへの復帰は考えられていないようだ。
Alex Marquez, Gresini Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
KTMは、レッドブルとの長年のスポンサー関係があること、また個人スポンサーが過去に収入面を支えてきた経緯から自然な行き先とも言える。しかし財政危機にあるオーストリアメーカーを巡る不透明さから、多くの関係者はヤマハが彼にとっての第一目標だと考えている。
ただヤマハではフランチェスコ・バニャイヤもシートを狙っているとされているため、シート争いは激しいモノになりそうだ。
なおアプリリアは予算規模の小さい中、アプローチしているバニャイヤ側から明確な返答を得られなかった場合、エネア・バスティアニーニを優先ターゲットにすると見られている。
2027年のファクトリーシートを巡る情勢は一筋縄ではいかないが、もし2027年にファクトリー加入が実現しなかった場合でも、アレックス・マルケスのMotoGPでの道が閉ざされるわけではない。グレシーニとの関係は依然として強固であり、ステップアップの野望が叶わなかった場合でも、彼が最高の結果を残してきたチームの扉は来季以降も開かれている。
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