良い肉体は良い食事から? 2022年に2勝挙げたアレックス・リンス、肉魚抜きのベジタリアン生活開始していたと明かす「皆も試してみて」
2023年からLCRホンダへ移籍するアレックス・リンスは、実は2022年中盤からベジタリアンの食生活を実施していることを明らかにした。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
スズキの撤退に伴い、MotoGP2023年シーズンからLCRホンダへ移籍するアレックス・リンス。実はそのリンスは、2022年からベジタリアンの食生活を取り入れていることが分かった。
MotoGPは2023年シーズンから最高峰クラスで全戦スプリントレースの実施が決定。ただでさえ史上最多の21戦が組まれているところ、MotoGPクラスは計42レースと膨大な数のレースを戦うことになったのだ。
この大きな変化に対し、ライダー達はフィジカル面のトレーニングなど新環境への適応に向けた準備を行なっている。
motorsport.comのMotoGPポッドキャストに出演したリンスも、スプリントレースが導入される2023年シーズンに向けて新しいトレーニングを準備していることを明かしている。
そしてポッドキャスト内でリンスは過去6ヵ月間にわたって、菜食主義を取り入れていたことも明らかにした。リンスは菜食主義を取り入れたことで、良い影響があったと考えているようだ。
「公表したことはこれまで無かったと思うんだけど、僕はこの6ヵ月でベジタリアンになったんだ。フィジカルコンディションと、なにより愛犬や動物たちのため、より健康になるため、少しずつ変わろうと思って肉と魚を食事から除いたんだ」
リンスはそう語る。
「ベジタリアンになってから、体調はずっと良くなったと思う。それにはじめは体調の改善のための決定が7割ほどで、愛する動物たちのためが3割ほどだったけど、今では体調より動物達のためのほうが大きくなっているよ」
「菜食主義を開始してから、体重は2~3キロ落ちたけれど、バイクに乗っているときのパワーなんかは、これまでと同じかそれ以上だ。皆も試してみてほしい」
「僕をフォローしてくれている皆にこの考えをシェアできることを嬉しく思う。メッセージが遠くまで届けばいいね」
「皆自分の意見があるものだ。でも僕はあるブランドのスローガンの『No hay planeta B(地球Bは存在しない)』というものが好きなんだ」
「ひとりひとりのことを僕はリスペクトしている。でもベジタリアンになることを勧めることで、自分にできることをちょっとでもやっているんだ」
なお有名なところでは、F1で最多タイ7回のタイトル獲得記録を保持するメルセデスのルイス・ハミルトンも、数年前からヴィーガン生活を送っていることが知られている。
2023年新たにリンスが走らせることになるホンダのRC213Vは、グリッド上でも特にフィジカルへの要求が高いマシンだと言われているが、ベジタリアンとなったリンスがこのマシンでどんな走りを見せるかは、注目しても良さそうだ。
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