クアルタラロ最優先の姿勢を見直す時期……移籍濃厚な今こそ! リンスがヤマハに提言「他の声に耳を傾けて」
アレックス・リンスは、2026年限りでファビオ・クアルタラロが移籍しようとしているという情勢を受けて、ヤマハに開発業務の振り分けを見直すよう促した。
Alex Rins, Yamaha Factory Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ヤマハのアレックス・リンスは、チームメイトのファビオ・クアルタラロが2026年限りでチームを移籍する可能性が高いと言われているため、マシン開発の手法を今までとは変えていくべきだと考えている。
2026年からヤマハはV4エンジンを搭載した新型マシンを本格的に投入する。しかしまだ熟成の足りない新マシンは高いポテンシャルを発揮することができておらず、陣営のエースとして君臨してきたクアルタラロも不満を隠さない。
そのクアルタラロは今季限りでヤマハを離脱し、2027年からホンダに加入する可能性が高いと言われている。そうした状況もありリンスは、クアルタラロの好みに偏ったヤマハの開発作業の進め方を、今年から見直すべきではないかと考えているのだ。
「ファビオが来年チームを移籍することになりそうな今、少しは(ヤマハが)他のライダーの声にも耳を傾けてくれるかどうか、様子を見てみよう」と、リンスはブリーラムテスト最終日に語った。
クアルタラロが2021年にMotoGP王者となり、近年もヤマハ陣営で突出したパフォーマンスを示してきたことを考えれば、その意見を優先してきたことも理解できるとリンスは考えている。ただそれでも、リンスは自分たちがもっと開発に貢献できると考えているのだ。
Alex Rins, Yamaha Factory Racing
Photo by: Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
「ヤマハが僕やジャック(ミラー/プラマック)の話を聞いていないと言っているわけじゃないんだ」
「ただ、ファビオに強く集中しているのは事実だ。もちろん、それも(クアルタラロが)結果で勝ち取ったものだよ」
「ヤマハはファビオを大いに信頼してきたし、昨年のバイクは彼の好みに強く合わせて作られていた」
「V4エンジンについても同じだ。アップデートが来るたびに、それを受け取ってきたのはファビオだった。常に彼が最初で、その後に他のライダーへ回ってくるんだ」
そしてリンスは、注目を集めているヤマハV4マシンについては、最高速以外にもまず向上させていくべき部分があると語った。
「できるだけ分かりやすく説明するようにしている。最高速が大きく不足しているのは事実だけれど、まず改善すべきはトラクション、コーナースピード、そしてバイクをしっかり曲がるようにすることだ。そこが良くならなければ、仮に50馬力増えたとしても、速く走れるようにはならないからね」
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