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アプリリアとKTM、凍結されているエンジン開発を特別許可。6月末までの期限付き

MotoGPに参戦するKTMとアプリリアは、凍結されることになったエンジン開発を6月末までは特別に行なえることになった。

Pol Espargaro, Red Bull KTM Factory Racing, Bradley Smith, Aprilia Racing Team Gresini

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 2020年のMotoGPは新型コロナウイルスの影響を受け、コスト削減策の一環で今季中のエンジン開発を凍結。コンセッション(優遇措置)の適用の無いメーカーは今年3月のカタールGPに持ち込まれた仕様のエンジンで2021年シーズンを戦うことになった。

 これにより、2020年に関しては通常なら優遇措置によってシーズン中のエンジン開発が許可されているKTMとアプリリアも凍結を受けることになっていた。しかし最近、アプリリアは新型エンジンの信頼性の理由から、エンジン開発の許可をグランプリコミッションへ求めていた。

 彼らは昨年まで使用していた75度バンクV型4気筒エンジンから、90度バンクのV型4気筒エンジンへと一新。テストではアレイシ・エスパルガロが速さを見せていたが、信頼性の問題によってロングランを中断するなど課題も残っていた。

 そして今回、コンセッションの適用されているKTMとアプリリアに関しては、6月29日までエンジン開発の継続が許可されることになった。

 現在MotoGPは7月19日にスペインのヘレス・サーキットでのシーズン再開を目指しているため、直前までアプリリアはエンジンの信頼性向上に取り組めることになる。 

■今季の新たなコンセッション適用メーカー追加は無し

 また今シーズンは再開後のカレンダーが当初予定の年間20戦から減少することが予期されている。そのため、現在コンセッション非適用の4メーカー(ホンダ、ヤマハ、スズキ、ドゥカティ)は、今シーズンのリザルトの如何によらず来季のコンセッションを獲得することはできないと決定された。

 通常、シーズン中に表彰台を一度も獲得していないメーカーは、次シーズンにコンセッションの適用メーカーとなる。例えば、直近では2017年に苦戦したスズキが、2018年にはコンセッションが適用され2019年の躍進に繋がった。

 ただ、KTMとアプリリアが2021年にコンセッションを失う可能性は依然として残る。コンセッションポイントを合計6pt(優勝3pt、2位2pt、3位1pt)獲得した場合、コンセッションは失われる事になっている。

 

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