アプリリア「ベッツェッキには休息が必要」3連続ノーポイント&首位陥落の窮地
アプリリア・レーシングCEOのマッシモ・リボラは、苦しい状況が続いているマルコ・ベッツェッキには「休息が必要だ」と語った。
Marco Bezzecchi, Aprilia Racing
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
アプリリア・レーシングのマッシモ・リボラCEOは、MotoGPランキング首位で好調だったところから一転して苦しい状況に置かれているマルコ・ベッツェッキには「休息が必要」という考えを示した。
ベッツェッキは2026年シーズンが開幕してから序盤は絶好調。連勝を果たしてランキング首位をリードし、今シーズンのタイトル候補最右翼となってきた。
しかし6月、ベッツェッキは不運と失敗に苦しんだ。ハンガリーGPではチームメイトのホルヘ・マルティンの転倒に巻き込まれてノーポイントに終わったかと思えば、次のチェコGPでは転倒後にマーシャルを殴打するという蛮行の結果、決勝レース出場停止という処分でまたしてもノーポイントに。ランキングのリードを大きく削られた。
さらにその後、挽回を目指したオランダGPでは2周目に転倒。決勝を3戦連続ノーポイントという悪夢のような結果で終えた結果、ランキング首位からついに陥落してしまった。
リボラCEOはオランダGPでのクラッシュについてはベッツェッキ自身のミスだったとの見方を示しつつも、その苦しい状況には同情を寄せており、休息が必要だと語った。
「なんと言えば良いだろうか……彼を1週間の休暇に送り出そうと思う。何よりも、彼が大丈夫であること、そして前向きになってくれるように願いながらね」
リボラCEOはそう語る。
「彼には間違いなく休養が必要だ。最近の彼は本当にあらゆることを経験してきた。だから多少プレッシャーを感じていても不思議ではない」
「とはいえ、あのミスは犯すべきではなかった。特にあそこは本当に大きな怪我につながりかねない場所だったからだ」
"We all make mistakes," says Massimo Rivola
Photo by: Aprilia Racing
リボラCEOはハンガリーGPでベッツェッキを含むアプリリア勢3台を巻き込むクラッシュを引き起こしたマルティンに対して特に厳しい姿勢を見せていた。しかしオランダではより成熟した走りを見せたと好評価しており、冷静に3位を確保したレース内容がその証拠だと話した。
現在マルティンはベッツェッキに7ポイント差をつけてランキング首位に立っており、ドゥカティ勢最上位のランキング3番手ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(VR46)が16ポイント差で続いている。
「我々は誰あれミスを犯すものだ。ハンガリーでは『世界王者ならこういうミスはしない。なぜならタイトル争いの戦い方を知っているからだ』と言った。そして、まさに彼は今回それを実践してみせた」
「彼は自分にしかできなかったであろうポールポジションを獲得してみせた。金曜日と土曜日の午前中、アプリリアは1周の速さでは最速ではなかった。それでも彼は自身の才能によってポールポジションを手にした」
「レースでも素晴らしかった。スタートを決めて逃げ始めたし、トラックハウス勢が迫ってきた時も無理なことはせず、3位で終えるのが良い結果だと理解していた」
「それこそが、世界タイトルを勝ち取る方法を知っているライダーが持つべき姿勢なんだ」
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。