アプリリア、予選1列目経験も“表彰台”はまだ遠い? アレイシ・エスパルガロはトラクション不足を指摘

アレイシ・エスパルガロはMotoGPドイツGP予選でフロントロウを獲得する速さを見せたが、まだ表彰台争いには一歩足りないと考えている。

アプリリア、予選1列目経験も“表彰台”はまだ遠い? アレイシ・エスパルガロはトラクション不足を指摘

 ザクセンリンクで行なわれたMotoGP第8戦ドイツGPでは、アプリリアのアレイシ・エスパルガロが、予選3番手を獲得。アプリリアにとって“MotoGPクラス”では初めてのフロントロウをもたらした。

 ただ決勝レースではオープニングラップを先導するシーンも見せたが、徐々にポジションを後退。最終的に表彰台争いからは脱落してしまい、3位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)から1.6秒差の7位でフィニッシュとなった。

 エスパルガロはドイツGPを振り返ると、レースウィークを通じてのパフォーマンスには満足していると評価。ただフロントロウを獲得する速さを示した一方で、表彰台にはまだ手が届かないと現状を語った。

「全てを試しているから、腹立たしいよ」と、エスパルガロ。

「このレースウィークのパフォーマンスには全体的に満足しているんだ。最終的に3位のファビオに手が届きそうな位置だったしね。でも十分じゃない。表彰台を争いたいと思っているけれど、実際はまだその準備ができていないんだ。これは明らかだよ」

「表彰台については、まだもっと頑張る必要がある。僕は全力でやっていて、今日も(降雨が)不幸だったとは言えない。それは誰にとっても同じことなんだ」

「でも最初はマルク(マルケス/レプソル・ホンダ)を追走していて、彼の後ろではかなり快適だった」

「雨が降り始めた時、僕は彼ほどには勇敢になれなかった。ターン8でクラッシュ寸前の危ない瞬間があって、なんとか免れていたんだ」

「それでペースをちょっとだけ落とすことを決めた。そこでマルクは先に行ってしまっていたから、選択肢は少なくなっていた」

 エスパルガロは予選後の段階では、もっと良い結果を期待していたと語る。しかしライバルと比較してトラクションが不足していることで、苦戦してしまったのだと説明している。

 motorsport.comがアプリリアの表彰台獲得に向けたステップとして何が必要なのか、そう尋ねると、エスパルガロは次のように答えた。

「これからエンジンが違いを生み出すサーキットが控えている」

「ただドイツGP決勝はエンジンについては言い訳は無い。このコースではエンジンが最重要というわけではないから、マルクにも上手くついていけたんだ。でもトラクションの面ではかなり苦戦してしまった」

「だから強力なエンジンを持つだけではなく、そのパワーを路面に伝えていくことが必要だ。特に、なぜコーナー中盤でライバルを追いかけることができないのか分からないんだ」

「僕はリヤと格闘していて、どのコーナーでもハイサイドと戦っているのに、彼らは電子制御の面でなにか他の制御をしていて、コーナー中盤でクルージングしているみたいなものだ」

「ここがMotoGPで、バイクに乗ったら常に限界で走る必要があるのは分かっている。でも今のレースは負荷が物凄く大きいから、そこまでする必要はないかもしれない」

 

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