MotoGP Trackhouse Racing launch

アプリリア、トラックハウスのフェルナンデスにも「早い段階で最新型バイク供給」とリボラCEO

アプリリアのマッシモ・リボラCEOは新たにMotoGPへ参戦するトラックハウスへのマシン供給について、2024年の早いうちにラウル・フェルナンデスに対しても最新型を用意できるはずだと語った。

Raúl Fernández, Trackhouse Racing

 2024年シーズンから新たにMotoGPへの参戦を開始するトラックハウス・レーシング。マシンを供給するアプリリアは、早い段階でトラックハウスの2名のライダーに最新型マシンを提供する予定だと主張している。

 トラックハウスは2023年末にMotoGPへの新規参戦を発表。トラックハウスは元々2025年からMotoGP参戦を計画していたが、当時スポンサー関連で問題が噴出してRNFがMotoGPの参戦資格を剥奪されるという事態となったことで、トラックハウスがスタッフやライダーを引き継ぎ計画を前倒しして2024年からMotoGPへ加わることになった。

 RNFはアプリリアと契約しており、トラックハウスはそれらも引き継ぐことを決定。契約自体も延長しており、アプリリアのサテライトチームとしてMotoGPへ臨んでいる。

 なお契約時からトラックハウスはファクトリー仕様の最新型マシンを使用できるように働きかけていることを明らかにしていた。

 最新型マシンは、シーズン開幕時にはまずミゲル・オリベイラから供給される。そしてアプリリアのマッシモ・リボラCEOは、もうひとりのラウル・フェルナンデスに対しても早くに最新型を供給していく意向を示した。

「彼らとのパートナーシップは非常に有望だ」とリボラはMotoGP公式サイトに語っている。

「オリベイラが2024年型マシンに乗るのは非常に特別なことだ。そしてすぐに、ラウルも手にすることになるだろう。当然パフォーマンス上のメリットもあるだろう。我々はそれを楽しみにしている」

「他のメーカーでも目にしてきたことだが、これは重要なことなんだ。パフォーマンスをもたらすのは間違いない」

 なおリボラCEOは以前GPOneに対し、シーズン開幕時からトラックハウスの2名に最新型を供給するには時間が足りなかったと説明している。

「時間の問題だったんだ。彼らは2台のファクトリーマシンを今手に入れたかっただろうが、それは物理的に不可能だった」

 

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