アプリリア、2027年の850ccマシンをヘレスでテスト。新ルールへの備えを各メーカー進める
アプリリアがヘレス・サーキットで2027年向けの新型850ccマシンをテストした。
Jorge Martin, Aprilia Racing Team
写真:: Mirco Lazzari GP / Getty Images
アプリリアは4月29日にヘレス・サーキットで850cc化される2027年のMotoGPマシンのテストを実施した。これで全5メーカーがひとまずサーキットでの実走行を終えたことになる。
MotoGPスペインGPの終了後、MotoGPクラスのチームが27日にテストを実施。アプリリアはさらにその後、30日に850ccマシンのテストを予定していた。しかしMoto2とMoto3クラスのテストが雨で早期終了となったため、アプリリアに前倒しでテストの機会が生まれた。アプリリアにとってはたとえウエットコンディションであっても、マシン開発のためには情報収集の貴重な機会だからだ。
テストに向けてアプリリア側は、2027年仕様プロトタイプのテストに先立ち非公開テストを優先してきたことを明かし、「問題なく安定して走行できる状態でトラックに持ち込む」ことを重視していたと語っている。
なおテストはアプリリアのテストライダーであるロレンソ・サヴァドーリが担当した。
アプリリアは2026年型マシンの開発を継続しており、メーカー初のMotoGPタイトル獲得を目指しているが、それと並行してイタリア本国のエンジニアたちが将来のレースバイク開発も進めている。
コースデビュー後にチームが公開した映像を見る限り、この新型マシンは順調に機能しており、開発がかなり進んでいる様子がうかがえる。
アプリリアは30日にも継続してプライベートテストを実施。2026年型マシンと並行し、時間が許せば2027年型マシンの走行も継続させるという。なおテストにはヤマハとドゥカティもコースを共有し参加する。
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