ドヴィツィオーゾ、アプリリアRS-GPをテストライドへ。開発ライダーとして加入の可能性も?

アプリリアは4月中旬に実施するプライベートテストにおいて、MotoGPで多数の勝利経験を持つアンドレア・ドヴィツィオーゾによるRS-GPのテストを行なうことを明かした。

ドヴィツィオーゾ、アプリリアRS-GPをテストライドへ。開発ライダーとして加入の可能性も?

 MotoGPに参戦するアプリリアは4月中旬に行なうプライベートテストにおいて、多数の優勝経験を持つアンドレア・ドヴィツィオーゾによって、RS-GPのテストを行なう予定だと公表した。

 ドヴィツィオーゾは2020年の契約交渉において、長年在籍したドゥカティが延長を望まなかったため、その関係に終止符が打たれた。

 2017〜2019年に3年連続でランキング2位を記録している有力ライダーであることから、彼にはアプリリアからレースシートのオファーがあった。しかし彼はキャリアにおいて適切な状況ではないと感じていたため、これを断った。

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 ドヴィツィオーゾにはヤマハテストライダー就任の可能性も合ったが、彼は2022年のフル参戦復帰の可能性を広く確保するため、2021年をフリーの状態で過ごすことを決定。今年は彼の愛好するモトクロスでの活動に向けて動いていた。

 しかしmotorsport.comの調べによると、アプリリアとドヴィツィオーゾの両者は今年2月始めから、再びテストライダーとしての加入の可能性について交渉を再開させたことが分かっている。

 さらに、先日行なわれたカタールテストでアプリリアの新型RS-GPが強力なパフォーマンスを示したことで、ドヴィツィオーゾのこのパッケージへの興味は増しているという。

 そして3月17日、アプリリアは4月12〜14日にヘレスで行なう予定のプライベートテストにおいて、ドヴィツィオーゾがRS-GPを走らせることになったと発表した。なお今回のテスト参加は将来に向け拘束力のあるものではないことも彼らは明かしている。

 ドヴィツィオーゾは今回のテスト参加について次のようにコメントしている。

「アプリリアからの関心は嬉しく思っている。このテストを行なう可能性について話したとき、僕は再びMotoGPバイクに乗ることができ、調子を保ち、エンジニアへフィードバックを返すこの機会を喜んで受け入れた。この機会を与えてくれたアプリリア・レーシングに感謝したい」

 一方、アプリリア・レーシングCEOのマッシモ・リボラは次のように語った。

「アンドレアを招致できて光栄に思う」

「ヘレスでの(テストの)日々はトラック上でも互いのことを良く知る機会となるだろう」

「これは“お試し結婚”ではなく、将来を何も拘束しない状態で共に走るための機会だ。我々はアンドレアの資質を十分に理解しており、1度のテストだとしても、彼の貢献は重要なものとなるだろう」

 2021年のアプリリアは、テストチームの構成が明らかとなっていない。ブラッドリー・スミスは狙っていた今季のレースシートがロレンソ・サヴァドーリに渡ったことで、テストライダーを離れる可能性が高いと見られている。

 

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シリーズ MotoGP
執筆者 Germán Garcia Casanova