アプリリア、早ければアラゴンGPでビニャーレス起用? ヤマハとの関係解消でMotoGP復帰の道が開ける

アプリリアは、ヤマハを離脱したマーベリック・ビニャーレスの今季中のMotoGP参戦に向けて、全力で取り組んでいるようだ。

アプリリア、早ければアラゴンGPでビニャーレス起用? ヤマハとの関係解消でMotoGP復帰の道が開ける

 アプリリアは、来季に向けて契約を結んだマーベリック・ビニャーレスがシーズン途中でヤマハとの関係を解消したことから、今季中にアプリリアからのMotoGP参戦を実現させようとしているとみられる。

 ヤマハは、故意にエンジンをブローさせようとして出場停止処分を科したビニャーレスについて、関係を解消したことを8月22日に発表した。

 開幕戦カタールGPで優勝したものの、その後なかなか結果を残すことができずにいたビニャーレスはチームへの不満を募らせていった。そして6月のオランダGPの後、ヤマハとビニャーレスは2年契約を1年前倒しで終了することを発表した。

 さらに両者の関係は悪化していったようで、ビニャーレスはスティリアGP終盤に故意にエンジンをオーバーレブさせ、ダメージを与えようとした。後にビニャーレスは自身の行為を謝罪したが、ヤマハはオーストリアGP出場停止処分を下したのだ。

 そんな中アプリリアは、ビニャーレスと1年の延長オプション付き単年契約を結んだ。そしてビニャーレスがヤマハを離脱したことで、今季中にもアプリリアからビニャーレスがMotoGPに参戦する可能性が生まれた。

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Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images

 アプリリアに近い複数のパドック関係者がmotorsport.comに語ったところによると、アプリリアのレース部門のCEOであるマッシモ・リボラは、グリッド上で最も速いライダーの一人であるビニャーレスに何が期待できるのかを知るために、できるだけ早く彼のレースを見たいと考えているという。

 アプリリアは、ライダーとして起用していたアンドレア・イアンノーネがドーピング疑惑により2023年の半ばまで資格停止処分を受けて以降、ライダーのラインアップを揃えるのに苦労してきた。今季はテストライダーを務めていたロレンソ・サヴァドーリをレースに出場させているが、ビニャーレスはサヴァドーリの後任となる形だ。

 次戦イギリスGPは来週末に迫っているため、ここでのビニャーレス出場は難しいとみられるが、新チームでのテストを経て、彼がアラゴンGPで新たなカラーを纏ってMotoGPに復帰しても不思議ではないだろう。

 一方のヤマハはテストライダーのカル・クラッチローがビニャーレスの代わりにイギリスGPに参戦することを発表。ペトロナス・ヤマハSRTはMoto2ライダーのジェイク・ディクソンにシルバーストーンでのMotoGPデビューを約束している。

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