アプリリアのロレンソ・サヴァドーリ、右足首骨折の手術完了。イギリスGPで復帰目指す
MotoGP第10戦スティリアGPでクラッシュしたアプリリアのロレンソ・サヴァドーリは、足首骨折の怪我を負い手術を受けた。次戦オーストリアGPは欠場し、イギリスGPでの復帰を目指している。
レッドブルリンクで開催されたMotoGP第10戦スティリアGPでは、レース3周目にダニ・ペドロサ(KTM)がターン3で転倒すると、コース上に残されたペドロサのマシンへロレンソ・サヴァドーリ(アプリリア)が衝突。マシンが炎上し、レースが赤旗中断となる事態が発生した。
サヴァドーリはクラッシュ後、担架に乗せられてコースを後にしていたが、後に右足首を骨折していると判明。週明けの9日に手術を受けた。
13日からは同じくレッドブルリンクでの連戦となるオーストリアGPが予定されているが、この負傷のためサヴァドーリは欠場となり、8月末のイギリスGPでの復帰を目指すことになった。なお同じくクラッシュしたペドロサは怪我がなく、赤旗中断後のレースにも参加し、10位でポイントを獲得している。
Bike of Lorenzo Savadori, Aprilia Racing Team Gresini after his crash
Photo by: Gold and Goose / Motorsport Images
またオーストリアGPでの代役に関してアプリリアは言及していないが、現在アプリリアとテスト契約を結んでいるアンドレア・ドヴィツィオーゾがMotoGPのレースシーンに復帰する可能性は存在する。
アプリリアは声明で次のように記している。
「ロレンソ・サヴァドーリは(9日)午後にイタリア・パルマの大学病院で手術を受けた」
「手術は完璧に成功しており、ライダーは可能な限り速くレースに復帰するために、すぐに回復へと向かうことになる」
マシンが炎上する事態となったクラッシュだが、ペドロサはなぜ転倒したのか分からないとした上で「サヴァドーリには申し訳ないことをした」と語っている。
レッドブルリンクでは昨年も大きなクラッシュが発生しており、ライダー側からは安全性に関する疑問も呈されていたが、今回のクラッシュについてはサーキット特有の問題ではないと見ているライダーが多い。
Be part of Motorsport community
Join the conversation記事をシェアもしくは保存
Top Comments
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。