MotoGPアラゴン、低温によりスケジュールの後ろ倒しが決定
MotoGP第11戦アラゴンGPの2日目及び3日目のスケジュールが、低温コンディション下での安全を確保するため、後ろ倒しされることとなった。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
モーターランド・アラゴンで行なわれているMotoGP第11戦アラゴンGP。その2日目と決勝日は安全性確保のため、各セッションのスケジュールが後ろ倒しされることとなった。
アラゴンGP初日午前中は、路面温度が非常に低いことを受け、MotoGPのFP1開始時刻が35分間ディレイされた。ミシュランのタイヤが安全に作動するために必要な路面温度が12度であるのに対し、当時の路面温度は9度にしか達していなかったため、温度が上昇するまで待つ必要があったのだ。
それでも、ライダーからは路面コンディションの悪さが指摘されており、結果として土曜日の午前中に行なわれる全クラスのFP3スケジュールが30分間繰り下げられることになった。この影響により、午後のセッション開始時刻も変更される。
MotoGPクラスのFP3は現地時間10時55分(日本時間17時55分)から行なわれ、同クラスの予選は14時50分(日本時間21時50分)から行われることになった。
また決勝レースに関しても各クラスのスタート時刻がそれぞれ1時間後ろ倒しされており、MotoGPクラスは18日の15時00分(日本時間22時00分)からとなった。
新型コロナウイルスのパンデミックの影響でカレンダーに大幅な変更が加えられたMotoGP。アラゴンGPは例年よりも約1ヵ月後ろ倒しされており、そのため朝の気温は特に冷え込んでいる。
なおアラゴン、バレンシアそしてポルトガルの終盤戦ではこうした寒冷なコンディションも予想されているため、フロントのソフトタイヤ割当数が5本から6本へと増やされることが決まっている。
【MotoGPアラゴンGP変更後スケジュール】
10月17日(土)現地時間/日本時間
10時00分(17時00分): Moto3クラス / FP3
10時55分(17時55分): MotoGPクラス / FP3
11時55分(18時55分): Moto2クラス / FP3
13時15分(20時15分): Moto3クラス / Q1
13時40分(20時40分): Moto3クラス / Q2
14時10分(21時10分): MotoGPクラス / FP4
14時50分(21時50分): MotoGPクラス / Q1
15時15分(22時15分): MotoGPクラス / Q2
15時50分(22時50分): Moto2クラス / Q1
16時15分(23時15分): Moto2クラス / Q2
10月18日(日)
10時00分(17時00分): Moto3クラス / ウォームアップ走行
10時30分(17時30分): Moto2クラス / ウォームアップ走行
11時00分(18時00分): MotoGPクラス / ウォームアップ走行
12時00分(19時00分): Moto3クラス / 決勝レース(19ラップ)
13時20分(20時20分): Moto2クラス / 決勝レース(21ラップ)
15時00分(22時00分): MotoGPクラス / 決勝レース(23ラップ)
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