KTM、2023年にアウグスト・フェルナンデスをMotoGP昇格へ。GASGASでエスパルガロとコンビ
KTMはMotoGP2023年シーズンにアウグスト・フェルナンデスをテック3からMotoGPクラスへ昇格させることで合意に達したようだ。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP2023年シーズンに向けた各チームのラインアップが固まりつつあるが、KTMは現在Moto2に参戦中のアウグスト・フェルナンデス(Red Bull KTM Ajo)をGASGASのライダーとしてMotoGP最高峰クラスに昇格させる予定だ。
motorsport.comの取材により、フェルナンデスは現在KTMのサテライトチームとして参戦中のテック3(来シーズンからGASGAS)からMotoGPに昇格する予定だと分かった。契約は1年間+オプション1年となっているとみられる。
フェルナンデスは今シーズン、Moto2でタイトル争いを繰り広げているひとり。序盤戦こそ表彰台がなかったが、中盤戦で3連勝を挙げてタイトル争いに名乗りを挙げてきた。なお直近の第14戦サンマリノGPでは3位表彰台を獲得。ポイントランキングで小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)から首位を奪っている。
またMotoGP2023年シーズンにデビューするルーキーは、フェルナンデスひとりになる可能性が高い。彼とMoto2のタイトルを争っている小椋は、LCRホンダから昇格するのではないかと見られていたが、現時点では中上貴晶がもう1年残留し、小椋はMoto2に留まる可能性が高くなっているようだ。
GASGASは既に2023年のライダーとして、ポル・エスパルガロの起用を発表済み。フェルナンデスを起用することで、来季はKTM・RC16の経験が豊富なベテランとルーキーという構成となる。
フェルナンデス昇格に伴って空くMoto2クラスのKTM Ajoには、現在Moto2でInde GASGAS Aspar Teamに所属するアルベルト・アレナスが加入する見込みだ。
さらにInde GASGAS Aspar Teamはアレナスの後任として、Moto3参戦中のイザン・ゲバラか、セルジオ・ガルシアを起用すると見られている。
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