バニャイヤ、2024タイトル争いの決着は「最終戦までもつれ込む」と予想。マルティン倒し3連覇なるか
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは2024年シーズンのMotoGPタイトル争いについて、最終戦のバレンシアGPまで続くだろうと考えている。
Francesco Bagnaia, Ducati Team
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPで今季もタイトル争いを繰り広げているフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)だが、決着は最終戦までもつれ込むだろうと考えている。
バニャイヤは3連覇を狙う今年も、2023年と同じようにプラマックのホルヘ・マルティンとの争いを展開している。
第13戦サンマリノGP終了時点ではマルティンが7ポイントリードし、バニャイヤが2番手で追いかける状況だ。
ドゥカティとしては今年、マルティンのチャンピオン獲得は避けたいところだろう。というのもマルティンは来年アプリリアへ移籍するため、今年チャンピオンを獲れば、チャンピオンの1番がアプリリアへと持ち込まれてしまう。
バニャイヤは僅差のタイトル争いが今後も続き、決着は最終戦まで持ち越されることになるだろうと語った。
「ホルヘ同様、僕も肉体的にはより良い感じだ。去年のこの時期は、あまり良い状態じゃなかったからね」と、バニャイヤは言う。
「経験が僕らにプレッシャーへ対処するためのモチベーションを与えてくれている。そして、タイトル争いは(最終戦の)バレンシアで決まるだろう。(カレンダー残りレースでは)僕らドゥカティのライダーにとって良いコースが揃っているからね」
「だから良い仕事をしようとすることが大事なんだ。簡単ではないけれど、僕はシーズンのこの段階がかなり好きだ」
MotoGPはカザフスタンGP中止によって、ミサノでの2戦目となるエミリア・ロマーニャGPを実施する。1戦目のサンマリノGPでバニャイヤはスプリントレース、決勝で共に2位となっているが、エミリア・ロマーニャGPでマルティンを逆転できるかどうかに注目だ。
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