バニャイヤ、予選Q1敗退と不調続く……「単に速さが無かった」タイヤと路面凹凸に苦戦
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはアルゼンチンGP初日を苦戦のうちに終えたが、路面のバンプとタイヤに苦しんでいると話した。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGP第3戦アルゼンチンGPの予選で、Q1敗退から13番手に沈んだドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤ。彼は今回、路面のバンプと新品タイヤの扱いに苦しんだと話している。
機材輸送の遅れにより金曜日の走行が中止され、2日制となったアルゼンチンGP。バニャイヤはFP1で12番手、FP2でも12番手にとどまり予選はQ1からのスタートとなった。
その予選Q1でバニャイヤはタイムを縮めきれず、4番手で終了。インディペンデントチームで型落ちのドゥカティのマシンを走らせるエネア・バスティアニーニ(グレシーニ)にも後れをとる結果となった。
予選を振り返ったバニャイヤは、単に“遅すぎた“と口にしており、新タイヤでのペースを欠いていたこと、路面のバンプに対する反応が苦しいものだったと話した。
「まず最初に、ユーズドタイヤでならかなり速さがあったし、良い仕事をする自信があった。16周の(ユーズド)タイヤで1分39秒3を刻んでいたんだ」
バニャイヤはそう語る。
「だからユーズドタイヤでは極めてフィーリングは良かったんだ。それで新品のタイヤを履くと、良いラップタイムを刻むのに大苦戦してしまった」
「(予選では)コンマ3秒しか縮められなかった。今日言えるコトは、僕が予選で遅かった、というのが本当のところだ。何か他に言えることはない。ただバンプにもちょっと苦しんでいたし、新品のタイヤには全体的に苦戦していたね」
「それが主な問題だった。その点に取り組んで、明日に向けた変更をもう考えてるよ」
なおバニャイヤは、バンプに対してバイクを”安全”にするために、他のドゥカティ勢が使用しているセットアップを試すつもりだと話していた。
また初日FP2の走行終盤、バニャイヤは他のライダーに後ろをつけられることを嫌い、ストレートで減速する場面があった。この行為でバニャイヤはスチュワードに呼び出しを受けることになったが、ペナルティは避けられた。
「他のライダーたちには謝りたい」
「でも、ナーバスになっている時はミスも犯してしまう。僕が悪いし、ミスを犯してしまったんだ」
「スチュワードルームに入った瞬間、僕は自分のしたことについて謝罪した。彼らは僕の状況を理解してくれて、より注意深くなること、ああした状況でより賢くあるべきだとを説いてくれた。僕は普段Moto3ライダーに(後追いで)不満をこぼしているライダーが、同じようなことをしているのを見てすごくナーバスになっていたんだ」
なおバニャイヤのチームメイトであるジャック・ミラーは、予選Q2でファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)のアタックを妨害したとされ、3グリッド降格のペナルティを受けている。
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