バニャイヤ、鈴鹿8耐への参戦意欲を改めて表明「ドゥカティには真面目にプッシュしている」
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、日本の夏の一大バイクイベントである鈴鹿8時間耐久ロードレースへ参加したい気持ちを、改めて表明。ドゥカティへプッシュしていると語った。
MotoGPを2連覇中の王者フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)は、日本で毎年夏に行なわれている鈴鹿8時間耐久ロードレースへ参戦したいと改めて表明した。
鈴鹿8耐は毎年夏に鈴鹿サーキットで開催されている、言わずと知れた日本における最大規模のバイクイベント。今年で45回目を数えている鈴鹿8耐は7月21日に決勝レースが行なわれ、ホンダのファクトリーチームが勝利を挙げたばかりだ。
そんな鈴鹿8耐には今年、ホンダからMotoGPライダーのヨハン・ザルコが参戦。2018年の中上貴晶以来、実に6年ぶりの現役MotoGPライダーの参戦となったため話題となった。
そして鈴鹿8耐にはドゥカティが将来的にファクトリー参戦しMotoGPライダーやWSBKのライダーを送り込む意向を持っていると、マネジメントを担当するパオロ・チャバッティが認めたことも大いに注目を集めた。
バニャイヤは以前鈴鹿8耐への興味を明らかにしていたが、彼の師匠であるバレンティーノ・ロッシ同様に参加したいと改めて意向を表明した。
「ドゥカティには鈴鹿へ行って8耐に参加するチャンスを僕に与えてくれるよう、かなり真面目にプッシュしているんだ」
バニャイヤはそう語る。
「(8耐は通常MotoGPの)休み期間中にやるから、それがどれだけストレスフルなものになるかということも、ちゃんと分かっている。それでもやりたいんだ」
「僕は常々、MotoGPライダーにとっても8耐は目標であり、スポーツキャリアに加えるべきイベントだと思っている。さらなる功績としてね。そのためには準備を整えなくちゃいけないけど、参加して勝ちたいと思っている」
なおバニャイヤは2024年の前半戦最後のドイツGPで勝利し、タイトル争いでライバルのホルヘ・マルティン(プラマック)を逆転。最高の形で夏休みに入っていたが、この期間中にはパートナーとの結婚式を挙げている。
バニャイヤは結婚式を振り返り、素晴らしい日になったと語っている。
「ドイツ戦のあと、妻と一緒にサルデーニャ島に行って素晴らしい休暇を過ごしたよ。トレーニングにも戻ったけど、結婚式も数日後に迫っていたから、簡単じゃなかったね」
「結婚式は素晴らしい1日だった。僕が想像していたよりも、ずっとずっと美しかったよ」
なおイギリスGPでバニャイヤはスプリントで転倒。決勝ではマルティンの後ろ3位フィニッシュとなり、ランキングでは再びリードを許した。
記事をシェアもしくは保存
Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.
フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。