転倒バニャイヤ、マシントラブルが一因に「でもポジティブな週末だった点に目を向けたい」
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはMotoGPフランスGP決勝を転倒リタイアで終えた。その要因にマシントラブルがあったと彼は明かしている。
写真:: Loic Venance / AFP via Getty Images
MotoGP第5戦フランスGPの決勝を転倒リタイアで終えたフランチェスコ・バニャイヤ。勝利を諦めずに前を狙っていた際にマシントラブルが生じたことが一因のようだ。
バニャイヤはフランスGPで今季初ポールを獲得。レースはスタートでこそ出遅れてしまったが、すぐに2番手まで挽回して、トップのマルコ・ベッツェッキ(アプリリア)を追った。
ただバニャイヤは残り11周とレースが終盤に差し掛かろうかというタイミングで、ターン3でクラッシュ。勝利の可能性と表彰台フィニッシュのチャンスを失った。
バニャイヤにとっては予選が結果に繋がらない厳しい展開になったが、彼は週末のポジティブな面に目を向けたいと語った。
「正直、今週末を振り返るとネガティブな面よりも、ポジティブな面のほうがとても多い。仕事ができたのは明らかだ」
「(スペインGP後の)テストを含めて、今週末の取り組みにはとても満足している。チームに求めてきたもの全てに取り組んで、改善できたからね」
「今週末は良い形でスタートできたけど、足りないモノもあった。それをセッションごとに改善していき、予選でポールポジションを獲得できた。スプリントレースではホルヘ・マルティン(アプリリア)の好スタートにやられてしまったけど、ペースは良かった。今日もまたスタートが悪かったけど、ペースは良好だったし、上手くオーバーテイクを決めて挽回していくこともできた。ポジティブな要素がたくさんあるんだ」
そしてバニャイヤは、転倒についてはマシンの問題でペースが落ちつつある中、フロントタイヤを滑らせてしまったと説明した。
Pecco Bagnaia (Ducati Team) repart du Mans neuvième du championnat.
Photo de : Gold and Goose Photography / LAT Images / via Getty Images
「ベッツェッキは捉えられると思っていた。ペースでは僕が優れていたと思う。でも残念なことに、(残り11周で)少し自信を失い始めてしまった。バイクのちょっとした問題でペースが落ちていたんだ。それでも同じペースを維持しようとしていたんだけど、フロントから転んでしまった。クラッシュはその(問題の)帰結なんだ」
「ライダーがクラッシュするとき、90%はライダーの責任だ。僕のクラッシュは自信を欠いてしまったことの結果だ。同じペースを維持しようとして、それができなかった」
バニャイヤに自信を失わせた要因は非常に明確になっているようで、彼は「何が起きたのかは正確に把握しているし、今は対応中だ。チームが状況改善に取り組んでいる」と話している。
そしてその問題について、第4戦スペインGPにおけるリタイアの要因となったフロントブレーキの不具合と同じなのか? と問われると、バニャイヤはそれを肯定した。ただ詳細については語らなかった。
「詳しくは話したくない。これはヒューマンエラーではないし、僕たち側に原因があるものでもない。今取り組んでいる問題で、起こり得ることなんだ」
バニャイヤは連戦で行なわれる次戦カタルニアGPまでに、この弱点を修正できると語る。
「進むべき方向はわかっているし、ル・マンでの作業のおかげで来週には解決策が見つかると確信している」
「今週末のポジティブなところに目を向けていきたい。初めて攻めることができたし、オーバーテイクも決められた。転倒はしてしまったけど、今日は本当に楽しかったよ」
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