バニャイヤ、新契約も自信に開幕へ「できればドゥカティでキャリアを終えたい。そのために!」
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、今季のMotoGP開幕戦カタールGPを前に、ドゥカティでキャリアを終えることができれば幸せだと語った。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ドゥカティと新たな2年契約を結び、万全な状態で新たなシーズンに臨むフランチェスコ・バニャイヤは、ドゥカティでMotoGPキャリアを終えることができれば幸せだと語った。
バニャイヤはMoto2クラスに参戦していた2018年にドゥカティと契約。翌2019年にドゥカティのサテライトチームであるプラマックからデビューした彼は、2021年にドゥカティのファクトリーチームに昇格。4勝をマークし、タイトル争いの一角を担った。
最終的にはタイトルに届かなかったものの、素晴らしいパフォーマンスを見せた彼は、新たな契約を獲得し、2024年までドゥカティのシートを確保した。
2022年シーズン開幕戦カタールGPに先立ち、3月3日(木)に行なわれた記者会見に出席したバニャイヤは、新しい契約を振り返り、可能であればドゥカティでMotoGPキャリアを終えたいと語った。
「4年前に一緒にレースをすることを決めたが、あと2年一緒にいられることがとても嬉しい」
「そして可能であれば、残りのキャリアをドゥカティで過ごしたいと思っている。でもどうなるかはこれからだ」
「間違いなく、あと2年の契約期間があれば、よりリラックスできる。自分のベストを尽くすことだけを考えなくてはいけないけど、僕にとってはそうなんだ」
「他のライダーがどうかは分からないけど、僕はこの状況が好きなんだ」
昨シーズンの終盤、6レースで4勝を挙げる活躍を見せたバニャイヤは、今季もタイトル争いの有力候補として見られている。
バニャイヤはそうした意見に対して謙虚な姿勢を取りつつも、ドゥカティはプレシーズンテストを経て”可能な限り最高のパッケージ”を選択できたと考えている。
「プレシーズンの間、僕たちはよく働いたと思う」
「テストで、マシンのレベルを判断するのは難しい。なぜなら、みんなが好きなように作業を進めることができるからだ」
「僕はハッピーだ。新しいマシンのポテンシャルは高いと思うし、テストでは最高のパッケージを選ぶことができたからだ」
「だから、昨シーズンの終盤のようにポテンシャルは高いし、そこからスタートできると確信しているんだ」
最高のパッケージを”選んだ”というバニャイヤ。motorsport.comの調べでは、バニャイヤは出力特性が攻撃的だとされている2022年型のエンジンではなく、2021年型エンジンのアップデートバージョンを使用することを決めたようだ。
昨シーズン終盤の勢いを開幕から発揮できれば、間違いなくタイトル争いに絡む、ドゥカティのエースになれるはずだ。
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