バニャイヤ、ポイントギリギリの15位……自信あるはずのウエット苦戦に疑問たくさん?
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはMotoGPインドネシアGPで15位と苦戦したが、多くの疑問が残るレースとなったと振り返っている。
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、MotoGP第2戦インドネシアGPで苦戦し、15位でフィニッシュ。レインタイヤでのフィーリングに多くの疑問を残すレースだったと彼は振り返っている。
バニャイヤはインドネシアGPにおいて、黄旗でタイムを改善できなかったことなどから、予選をQ1からスタート。それでもQ2に進出すると6番グリッドを獲得しており、決勝では上位に食い込んでくることが期待されていた。
しかし、スコールに見舞われウエットコンディションでレースが始まると、彼は序盤からブレーキングで苦戦し、ポジション後退。ターン1へのブレーキングでは転倒に繋がりそうな危ういシーンも見られた。
彼曰くレインタイヤでの“妙な“フィーリングがペースに影響し、苦戦の原因となっていたという。
「今回のレースについてはたくさんの疑問がある」と、バニャイヤは語った。
「何がうまく機能していなかったのか、理解すべきことがたくさんあるんだ。というのもマレーシアでのテストでは、ウエットコンディションでも素晴らしいフィーリングがあったから、妙なんだ」
「ここマンダリカでのテスト最初のセッションでは、ウエットでもとても強力だったし、いつものようにフィーリングは良かった」
「だけど今回は、最初から凄く苦戦していた。1周目のブレーキングから変な感覚で、ポジションを大きく下げてしまった」
「それからプッシュしようとしていたんだけど、フロントタイヤを切れ込ませてしまっていた。ストレートの最後にクラッシュしなかったのは運が良かったよ。かなりの速度だったし、少し怖かった」
「タイヤが機能してくれていなかった。やるべきように、プッシュできていなかったと思う。変な感じだよ」
「凄くガッカリしているし、今週末の出来事に満足できていない。この2戦で1ポイントしかとれていないんだ」
「僕らのポテンシャルは今回の結果よりももっと高い。ウォームアップではユーズドタイヤでもっと競争力があったんだ。だから難しい状況だし、厳しい瞬間だ」
バニャイヤは2022年シーズンのタイトル候補と目されてきたが、開幕戦では転倒リタイア、第2戦では15位で1ポイントと、振るわないリザルトが続いている。
ただバニャイヤはインドネシアGPの決勝レースがドライコンディションで行なわれていたならば、優勝を争う準備はできていたとも主張している。
「僕としては問題は自分のバイクには無いと思う。普段、僕のバイクはウエットでも素晴らしいからね」
「ウエットでの僕らの強みの一つであるフロントエンドで苦しみすぎていた。これは変な感覚だ」
「まだ2レースにすぎないし、まだ理解していっているところだけど、朝のウォームアップではフィーリングは素晴らしいモノだった。優勝を争う準備ができていたんだ」
「気持ちをリセットして、またポジティブに考えてスタートしたいね」
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