「機械のようにならなくちゃ」今季2勝目バニャイヤ、タイトル争い復帰は簡単じゃない?
ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤは、イタリアGPで見事な母国優勝を達成。しかし今シーズンのタイトル争いに参加するには“機械”になる必要があると、気を引き締めている。
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
ムジェロ・サーキットで開催された、MotoGP第8戦イタリアGPはドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが優勝。ライダー、メーカーの母国優勝という形で幕を閉じた。
バニャイヤはこれで今シーズン2勝目。ランキング首位のファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)とのポイント差は、41ポイントまで縮まった。
シーズン序盤は昨年終盤戦のような速さを見せることができていなかったバニャイヤ。しかしここに来て速さを取り戻しつつあると言えるだろう。
シーズンは残すところ12レース。バニャイヤは今後タイトル争いに加わっていくためには、“機械のように”ならなくてはならないと考えている。
「僕はいくつもミスを犯してしまった。だからもうこのレースから既に、もっと機械のようにならなくちゃいけないんだ」
「タイトル争いの主なチャレンジャーは彼ら(クアルタラロとアレイシ・エスパルガロ/アプリリア)だと言える。でもそこにはエネア(バスティアニーニ/グレシーニ)も加えたい」
前戦フランスGPでは、転倒リタイアでレースを終えたバニャイヤ。タイトル争いの望みをつなぐためにも今回は重要なレースだったが、プレッシャーは感じていなかったという。
「たしかに、このレースでポイントを稼ぐことはチャンピオンシップに向けても重要なことだった」
「だけどプレッシャーがより感じられたかというと、それは無いよ。プレッシャーは常にあるものだし、僕らはそういうプレッシャーとともに生きる仕事をしているんだ」
「楽しんでいるときには、ミスも起こる可能性がある。でも再スタートを切って、問題について考えないのが良いんだ」
「楽しんでいることについて考えるんだ。今週末、僕は本当に楽しかったよ」
「昨日の予選後のように怒れるときもあるから、簡単なことじゃない。でもミスは起こる可能性があるし、常にポジティブであるように心がけていることが必要だ」
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