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MotoGP新王者「ゼッケン1番で走ってる写真、マジで見たかった」セパンテスト初日で夢叶う

ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはセパンテストで初めてチャンピオンナンバーの「1」を使用したバイクを走らせたが、本人としてもこのマシンで走る姿を写真に収めたかったという。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

写真:: Gold and Goose / Motorsport Images

 セパン・インターナショナル・サーキットで開始されたMotoGPのプレシーズンテストで、フランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)はチャンピオンの証であるゼッケン1番をつけて初走行。本人としても感慨深いものがあると認めた。

 2022年シーズンにファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)を破り、初のMotoGPチャンピオンとなったバニャイヤ。新シーズンに向け、彼が63番を使い続けるか、それともチャンピオンのみが使える1番を使うかには注目が集まっていたが、ドゥカティのチームローンチイベントでバニャイヤは『1』を使用することを明らかにした。 

 そして初めてのチャンピオンナンバーでの走行を終えたバニャイヤは「1番をつけて走っている自分の写真を、本当に見たいと思っていたんだ」とその気持ちを表現している。

 ただ、バニャイヤはテスト初日に1番を見せびらかすだけには終わらず、タイムでも5番手を記録している。

 王座初防衛を目指す新シーズンとなるが、彼はテスト初日の内容について次のように振り返った。

「今日は新型と、エアロダイナミクスを理解するための1日だった」

「新型マシンはとても良いね。でもまだ加速では改善できる部分もあるし、僕がライディングを適応させる必要がある部分もある」

「昨年よりは良い滑り出しになっているよ。それはタイムにも表れている」

「新しいフェアリングにはかなりポテンシャルがあると思う。ただ、バイクをより動かしていく必要があるんだ。これは新エンジンに由来しているかもしれない」

 
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