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バニャイヤ、チームオーダーは拒否「誰かに抜かせてもらおうなんて思わない」今季最多勝利ライダーの自負見せる

MotoGP第19戦マレーシアGPでチャンピオン決定の可能性があるフランチェスコ・バニャイヤは、チームオーダーによる援護は必要ないと語る。

Francesco Bagnaia, Ducati Team

Francesco Bagnaia, Ducati Team

Gold and Goose / Motorsport Images

 ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤはMotoGP第19戦マレーシアGPでチャンピオン決定の可能性がある。彼はこの状況を前にして、チームオーダーは必要ないと語っている。

 バニャイヤは前戦オーストラリアGPで3位表彰台を獲得。ランキングで首位に立っていたファビオ・クアルタラロ(ヤマハ)が転倒によりノーポイントレースとなったため、ランキングで彼を逆転するに至った。

 現在、ランキング2番手のクアルタラロとの差は14ポイント。マレーシアGP終了時点でその差が25ポイントまで広がれば、バニャイヤの初王者が決定する。

 このライダーズタイトルは、ドゥカティにとっては喉から手が出るほど欲しい結果だろう。2007年のケーシー・ストーナー以来彼らは頂点から遠ざかっており、2010年代後半にアンドレア・ドヴィツィオーゾがそこに近づいたこともあったが、全てマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)に阻まれる結果に終わってしまった。

 タイトル争いが激しくなってきたこともあり、チームオーダーについての話題があがることも増えてきた。ドゥカティはMotoGPでサテライト3チームにマシンを供給し、全8台のデスモセディチGPを走らせていることもあり、タイトル獲得に向けてなりふり構わない姿勢を示しても、おかしくないと指摘されている。

 実際、ヨハン・ザルコ(プラマック)は優勝などを譲れとは言われないが、他のポジションでバニャイヤと直接争うことは避けてほしい……そういった”お願い”を受けたことを明かしている。ドゥカティとしても過去に”Mapping8”というメッセージでホルヘ・ロレンソに対してドヴィツィオーゾにポジションを譲るよう指示を出した前例があることも、こうした話題を際立たせる要因となっている。

 ただコースを走っているバニャイヤとしては、チームオーダーは必要ないと改めて明言し、自力王座獲得に向けた自信を見せた。

「僕は4戦連続の優勝も挙げて、今シーズンは6勝してきた。チームオーダー無し、他のライダーの助けを無しでだ。だから、僕はそれ(チームオーダー)は必要ないと思っている」

 オーストラリアGPで彼はそう語った。

「僕らはシーズンの最終盤に差し掛かっている。もし誰かが(オーダーで)僕を楽にしてくれれば、それが(タイトル獲得の)助けになるのは間違いない。でも、僕は誰であれ追い抜かせてほしいなんて絶対に思っていないよ」

 
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