バニャイヤ、スプリント勝利に「ベストな1日に数えられる」と満足げ。決勝レースの鍵は暑さ?
MotoGPアメリカズGPのスプリントレースで勝利したフランチェスコ・バニャイヤは、今回のパフォーマンスがこれまでの中でも最高の1日に数えられると満足している様子だ。
サーキット・オブ・ジ・アメリカズで開催されたMotoGP第3戦アメリカズGPのスプリントレースでは、ドゥカティのフランチェスコ・バニャイヤが勝利。彼はこの結果にかなり満足しているようだ。
バニャイヤはアメリカズGP初日から好調で、初日総合2番手タイムで予選に進むと、レコードタイムを更新する速さでポールポジションを獲得していた。
土曜日のスプリントレースでバニャイヤは、アレックス・リンス(LCRホンダ)を退けると、ポールトゥウィンを達成。開幕戦ポルトガルGP以来のスプリント勝利となった。
バニャイヤは今回のスプリントレースについて、キャリアの中でもベストな1日だったと振り返っている。
「1日を通じて示すことのできたパフォーマンスを考えれば、MotoGPにおける僕のベストな1日のひとつだろう」
「初日の朝からとても上手く作業を進めることができていて、バイクは上手く機能してくれている。このコースでこんなにいい感じなのは初めてだよ。今朝(2日目朝)にはユーズドタイヤでもいい感触だったし、改善すべき場所もすぐに理解することができたんだ」
バニャイヤはスプリントレース時の暑いコンディションでのタイヤマネジメントには苦労したとも語っている。
「レースはかなり難しかった。というのも、相当暑かったせいでブレーキングが難しかったんだ」
「ロックさせる瞬間があったし、正直に言って序盤では問題があった。その後は慣れてきてマネジメントできるようになったけど、コンディション的には明日はまた違った筋書きになってくるかもしれない」
決勝レース時のコンディションについては、スプリントレースよりも10度ほど路面温度が変化してくる可能性がある。
バニャイヤは決勝レースに向けて、スプリントレースのように序盤から攻めるのではなく、冷静にレースを進める必要があると語った。
「何と言っても20周あるからね。10周でも結構長いけど、冷静さを保たなくちゃいけない」
「スプリントのようにスタートから攻められるとは思っていないよ。少し待つ必要があるだろうし、序盤はもう少し遅くなるんじゃないかな」
「その後、ペースがどうなるか考えていくことになるだろう。でもいずれにせよ、冷静さが必要だし、状況は間違いなく変わってくるだろう。僕としては涼しくなったほうがパフォーマンスは発揮しやすいと思っているけどね。どうなるか様子を見てみよう」
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