バニャイヤ、イギリスGPは好調な滑り出しも「満足できていない。マルクはもう少し速いと思っていた」
フランチェスコ・バニャイヤはMotoGPイギリスGPの初日をまずまずの調子で終えたものの、「完全に満足はできていない」と語った。
Francesco Bagnaia, Ducati
写真:: Gold and Goose / Motorsport Images
MotoGPはサマーブレイク明け緒戦となるイギリスGPが開幕。タイトル争いをリードするフランチェスコ・バニャイヤ(ドゥカティ)はまずまずの滑り出しとなっているが、満足はできていない様子だ。
バニャイヤは初日のフリー走行1回目ではトップのホルヘ・マルティン(プラマック)から0.5秒差の8番手タイムを記録。続くプラクティスでは同じくトップタイムのマルティンから0.12秒差の3番手まで改善を進めた。
初日に出遅れることもままあるバニャイヤとしては、まずまずの滑り出しとなったが、タイトル争いを僅差でリードするバニャイヤは満足していない。
「結構良かったと思う。ただ僕としては完全に満足できているわけじゃない。まだやるべきことがある」
バニャイヤはそう語る。
「バイクがかなりナーバスな状態で、問題があるんだ。でも今朝(FP1)と比べると大きく前進することができたから、明日もさらに進んでいけるだろう」
「マルティンは第3セクターで少し速いようだけど、その理由も既に理解できている」
バニャイヤは、初日を10番手で終えたマルク・マルケス(グレシーニ)はもう少し速いと予想していたとも語った。
「だいたいのところは予想通りだったよ。マルクはもう少し速いと思っていたけどね。ただ彼はここ(シルバーストン)ではいつも少し苦戦してきたからね」
「アプリリア勢は最速だろうと思っていたんだけど、僕らも追いついている。マルティンについても予想していた走りだったよ」
「今日はシルバーストンでもベストな金曜日になった。今は、ここから第3セクターを微調整していくことが必要だろう」
なおドゥカティはイギリスGPで、2025年からVR46にファクトリーサポートを提供すると発表。ただ来年は走らせるファクトリーマシンが合計3台に減ることも公式に認められた。
しかしバニャイヤはファクトリーマシンが4台から3台に減ることについては、多きな差にはならないだろうと語った。
「ドゥカティのオフィシャルバイクが3台に減るのは不利になるけど、すごく大きな違いではないだろう」
「4台ならより分析するデータが多くなるし、新パーツもより広範にテストできるけど、僕が決めるわけでもないからね」
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